既存の大手キャリアと異なり「eSIM専用端末」があったりと、開通時に戸惑うこともあるのが楽天モバイルです。
今回は、私が実際に開通手続きを行なった際に「困ったこと」と「解決法」をお話しします。
結論:開通手続きがうまくいかない時は「1時間くらい待ちましょう。そのうち直ります」
開通手続きは、時間に余裕を持って行うことをオススメします
eSIM専用端末のセットアップには「Wi-Fi環境が必須」
私は楽天回線を「Rakuten mini」でセットアップしました。
- Rakuten BIG s
- Rakuten Hand
- Rakuten BIG
- Rakuten mini
これら「Rakutenオリジナル端末」は、全て「eSIM専用端末」です。
私が経験した「自宅でのスマホの開通手続」は
- SIMカードを挿入
- 携帯電話のネットワークでセットアップ
- Wi-Fi設定(しても、しなくても)
というのがパターンでした。
ところが、eSIM専用端末の場合、セットアップには最初からWi-Fi環境が必須です。
通信費節約のため「ネット環境を楽天モバイル回線にまとめたい」とお考えの方も、端末のセットアップ時は「楽天回線以外の通信回線」を準備する必要があります。
eSIMは認識に時間がかかる
Rakuten miniには、比較的親切なセットアップガイドが付属しています。
セットアップのキモは「eSIMの設定」で、my 楽天モバイルのサイトでeSIMの登録を行います。
ところが私が手続きしていると、
- my 楽天モバイルのサイト上で「登録が完了」となっている
- Rakuten miniの端末で「設定→端末情報→電話番号」と進んでも、「不明」の表記
- 音声通話は受けられる。SMS受信不可
という状態になりました。
「あれ?失敗した!?」と思い端末を放置していたところ、1時間半ほど経過したところで、
- 端末情報に電話番号が表示される
- SMSが受信可能に
という状態になりました。eSIMの認識には時間がかかるんですね。
Rakuten Linkアプリの設定は「eSIMが端末に認識」されてから
楽天モバイルの目玉が「Rakuten Linkアプリ」による国内無料通話(例外あり)です。
楽天回線を利用するなら、ぜひインストールしておきたい「Rakuten Link」ですが、あわててインストールするのはちょっと待った。
「Rakuten Linkアプリ」の設定は、eSIMがRakuten miniの端末へ認識(端末に電話番号が表示される)されてから行なってください。
- Rakuten Linkアプリの設定の際には「SMSの受信」が必要
- 「SMSの受信」にはeSIMが端末へ認識されることが必要
だからです。
もしSMSが受信できない場合には、「設定→端末情報→電話番号」のところに、実際の電話番号が反映されるまで、少し待ってみましょう。
回線の開通が「my 楽天モバイル」アプリへ反映されない時
今どのサービスエリアにいるかを確認できるのが「my 楽天モバイル」アプリです。
- 「楽天回線エリア」では「データ完全使い放題」
- 「パートナーエリア(au回線)」ではデータ通信に制限あり
という違いがあるので、自分が今どのサービスエリアにいるか、は非常に重要です。
私の場合、回線開通の手続きが終わった直後、my 楽天モバイルアプリは「準備中」表示のまま、になっていました。すぐにはエリアを確認できませんでした。
しかしeSIMの設定完了から1時間ほど後に、「準備中」の表記がなくなり実際のサービスエリアが表示されるようになりました。
やはりこの場合も「待つ」というのが解決法のようです。
まとめ:「とにかく待ってみる」
オンラインで注文した端末が手元に届き、実際行った設定は以下の流れです。
- セットアップ開始
- eSIM設定完了
- 1時間半ほどでeSIMが端末に認識される
- eSIMが端末に認識されたら、Rakuten Linkアプリを設定
- 1時間ほどでmy 楽天モバイルアプリに回線状況が反映される
- サービスがフルで利用できるようになる
という流れでした。設定し始めてから、フルでサービスが利用可能になるまで約2時間半はかかったことになりますね。
人によって状況は違うと思いますが、楽天モバイルのeSIMのセットアップには「とにかく待ってみる」というのが、私の場合有効な解決策でした。お困りの方は参考になればと思います。
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