「いまどき音声通話など、ほとんど使わない」「通話ならLINEで十分」という声もありますが、幼稚園・保育園・役所への連絡など、子育て中は何かと音声通話を使うんです。
かつて私はUQ mobileの「通話パック」をかなりオススメしていたのですが、昨今の料金改定により事情が変わってきた、というのが今回の記事を書いたきっかけです。
結論:かつては魅力な通話パックも、コミコミプラン登場で魅力は減少
UQ mobileで非常に魅力的だったオプションである「通話パック(60分/月)」。
しかし、トクトクプラン・ミニミニプラン・コミコミプランの登場と、「通話パック(無料通話60分/月)」への刷新により、魅力は大幅に減少してしまいました。
以下にUQ mobileと、同じく無料通話オプションを提供している日本通信、楽天モバイルの料金例を表にまとめました。
データ 容量 | 月額 基本料 | オプション 料 | 合計 | |
UQ mobile ミニミニプラン + 通話パック60 | 4GB | 2,365円 | 660円 (60分) | 3,025円 |
UQ mobile コミコミプラン (20GB) | 20GB | 3,280円 | – 10分無料 | 3,280円 |
日本通信 合理的シンプル290プラン + 月70分オプション | 1GB | 290円 | 390円 (70分) | 680円 |
楽天モバイル 最強プラン | 3GB | 1,078円 | Linkアプリ で無料 | 1,078円 |
長時間通話しつつ料金を安く抑えたいなら「日本通信」や「楽天モバイル」の方がコストパフォーマンスが良いです。
一方で、20GB程度のデータ通信をしながら、通話もそれなりにする方には、UQ mobileの「コミコミプラン」がおすすめです。
UQ mobileの「ミニミニプラン + 通話パック60」と「コミコミプラン」は価格差がほとんどないため、個人的にはデータ容量の多い「コミコミプラン」の方がお得だと思います。
UQ mobileの通話オプション(2024.4.1からの改訂内容)
〈5分〉〈10分〉と言った制約がなく、月に一定時間通話ができるUQ mobileの通話オプションは、個人的には非常に便利だったサービスです。
一方で、このサービスはちょくちょく内容が改定されています。以下にこれまでの改訂内容をまとめました。
~ 2022.11.30 | 2022.12.1 ~ | 2024.4.1~ |
通話パック (60分/月) 550円 | 通話パック (60分/月) 550円 | 通話パック60 660円 |
電話きほん パック(V) + 440円 | 電話きほん パック(V)を 無料で利用可能 (別途申し込みが必要) | 電話きほん パック(V)を 無料で利用可能 (別途申し込みが必要) |
「電話きほんパック(V)」(留守番電話など)が無料で利用できるようになった点は改善ですが、2024.4.1以降実質値上げになりました。
なぜ「通話パック」がオススメだったのか
それは「10分かけ放題(880円)」や「完全かけ放題(1,980円)」と比べて「60分以内の通話なら、通話パック(660円)が圧倒的に安かった」からです。
また、携帯電話の通話時間は60分以下という方は多く、「ちょうどいい具合」の無料通話時間なんです。
しかし、「ミニミニプラン」「トクトクプラン」への改訂と、10分かけ放題がセットになった「コミコミプラン」の登場により、通話パックの魅力は相対的に減少してしまいました。
個人的には、UQ mobileを契約するなら「コミコミプラン」一択、だと思います。
\ ✅ データ20GB+通話10分無料で3,278円〜/
安さを追求するなら「日本通信SIM」
「通話はそこそこする」「20GBも通信しない」という方で、安さを追求したいなら「日本通信SIM」がオススメです。
「1GB通信」と「70分の無料通話」をセットにしても680円なので、コストパフォーマンスとしては抜群です。
一方で、以下の点は注意が必要です。
- iPhoneで使用する場合、「構成プロファイル」をインストールする手間がある
- 料金はクレジットカード払いのみで、有効期限が自動更新されないため、自分で手続きする必要がある
- 平日日中の通信が混雑により遅くなる傾向がある
相対的に魅力アップ「楽天モバイル」
今回のUQ mobileの料金改定によって、相対的に魅力がアップしたのが「楽天モバイル」です。
- Rakuten Linkアプリの使用で、ほとんどの国内通話無料
- 3GB 1078円・無制限 3,278円で通信容量も十分
UQ mobileの「通話パック」を利用するようなユーザーの方には、一度検討してみて欲しいキャリアです。
\ ✅ ほとんどの国内通話かけ放題!!/