先日発生したNTTドコモの通信障害。今や「通信」「決済」「証明」など様々な目的で使われるようになったスマホも、通信できなければタダのカマボコ板です。
結論:「楽天モバイル」もしくは「povo 2.0」のeSIMを、通信障害対策に備えましょう(維持費は0円)
今回は「費用負担なく」「サブ回線」を確保する方法を考えました。
割とよくある携帯電話の「通信障害」
普段は「つながることが当たり前」の携帯電話ですが、どの通信キャリアでも10年に1度は「大規模な通信障害」が発生しているのが現状です。
もちろん通信キャリア側には安定したネットワーク構築に頑張ってもらいたい一方で、ユーザー側としても「通信手段のバックアップ」は持っておいた方がいいですね。
「0円」eSIMで「一台2回線」
とはいえ、「数年に一度」の大規模通信障害対策に「月額料金」を払い続けるのは、少しもったいないです。
ここで活用したいのが「0円で維持できる」「eSIM」です。
- 楽天モバイル
- povo 2.0 (KDDI)
この2つに関しては「使用しなければ0円で維持できる」ため、バックアップのサブ回線として持っておくにはピッタリです。
iPhone XS以降の機種ならば、「eSIM」に対応しているため、メインの回線の物理SIMカードを挿入したまま、別回線の契約をソフトウェア的に追加できます。
実際私も、
- メインは「物理SIMカードのUQ mobile」
- サブは「eSIMの楽天モバイル」
という形で、「iPhoneは1台・回線契約は2回線」の運用をしています。iPhoneの表示上はこのようになります。

2回線を受信することで「電池持ち」が気になるなら、普段は回線をOFFにしておき、必要な時にだけ電波を送受信することもできます。
オススメサブ回線。KDDIユーザーが悩ましいところ
オススメのサブ回線としては、
- docomo、SoftBank(Y!mobile含む)ユーザー → サブ回線は「povo 2.0」「楽天モバイル」
- KDDI (UQ mobile含む)ユーザー → サブ回線は「楽天モバイル」
このような組み合わせになります。
docomo・SoftBankユーザーに関しては、KDDI回線の「povo 2.0」がオススメです。プラチナバンドが入らない楽天モバイルは、屋内の通信に少し不安が残るところです。
悩ましいのがKDDI(au・UQ mobile)ユーザーです。「povo 2.0」をサブ回線にすると、KDDIの通信設備に障害があったときにメイン回線・サブ回線共倒れになってしまいます。現状KDDIユーザーのeSIMサブ回線は楽天モバイル一択です。
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UQ mobileユーザーとしてはdocomo・SoftBankにpovo 2.0対抗プランを期待
現状メイン回線で使っているUQ mobileにほとんど不満はありませんし、大規模な通信障害もここ数年は発生していません。
しかし、通話やインターネットだけでなく「キャッシュレス決済」や「各種認証」にも重要なデバイスとなったスマホ。バックアップの通信手段は、何らかの方法で確保しておきたいところです。
楽天モバイルの通信エリア拡大に期待するともに、docomo・SoftBankから「povo 2.0対抗プラン」が出てくれれば、個人的にはサブ回線としては最高のプランになりそうです。
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