楽天モバイルのeSIMをRakuten miniからiPhone SE(第2世代)へ移したハナシ

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この情報は2024年3月22日時点でのものです。最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。

私は当初、「UQ mobileのSIMが入ったiPhone SE(第2世代)」と「楽天モバイルのeSIMが入ったRakuten mini」を使用していたのですが、「2台持ちのわずらわしさ」がどうしても気になっていました。

結論:iPhone SE (第2世代)に「メイン:UQ mobile (SIMカード)」「サブ:楽天モバイル(eSIM)」のデュアルSIM体制にすることで、「回線品質」と「通話無料」を組み合わせた、個人的に最強のiPhoneになりました。

今回は、UQ mobileと楽天モバイルの回線両方を、iPhone SE(第2世代)で利用する設定、というお話です。

目次

サブスマホ「Rakuten mini」の悩み

私が楽天モバイルで「Rakuten mini」を購入したときには、

  • 楽天モバイルは「サブ回線」
  • Rakuten miniは「サブスマホ」

と、割り切った運用を想定していました。

しかし、79gと昨今のスマホの中ではダントツで軽いRakuten miniも、メインのiPhone SE(第2世代)との2台持ちは、ちょっと煩雑に感じました。

また、比較対象がiPhone SE(第2世代)になってしまうとはいえ、Rakuten miniは「動作の引っかかり」がかなり気になる残念すぎるスペックでした。

メインの回線は維持したいが、楽天モバイルの回線も持ちたい。でも「Rakuten mini」は端末スペック的にしんどい…

その解決策が、iPhone SE(第2世代)でメインの回線・楽天モバイル両方の回線を使用する、という方法です。

iPhone SE(第2世代)には、物理的なSIMは1枚しか入れることができません。一方で物理的なSIMトレイとは別に、eSIMと呼ばれるチップとして実装されたSIMが用意されています。

楽天モバイルはeSIM対応キャリアです。そこで今回、Rakuten miniに設定したeSIMを、iPhone SE(第2世代)へ移す、という作業をしてみました。

iPhone SE(第2世代)と相性バッチリ「UQ mobile」

iPhone SE(第2世代)をUQ mobileで利用する場合は、SIMをさすだけなので簡単です。

アンテナピクトも「UQ mobile」と表示されます。

一般的な格安スマホ事業者(MVNO)の場合「APN設定」が必要です。初心者には少しハードルが高いかも。アンテナピクトも「docomo」や「au」といった表示になります。

UQ mobileは回線品質が安定している上、iPhone SE(第2世代)の設定は簡単。iPhone SE(第2世代)の完成度の高さも相まって、私は非常に満足している組み合わせです。

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Rakuten mini→iPhone SE(第2世代)へeSIMを移す

楽天モバイルの「eSIMの再発行」を行う

まず行う作業は「eSIMの再発行」になります。楽天モバイルのeSIMでは「機種変更」とは言わないようです。

開通手続きは「SIMの初期設定用QRコード」を表示させ、eSIMを設定したい端末で読み取ることで行います。

私の場合、

  • Rakuten miniでQRコードを表示
  • iPhone SE(第2世代)でQRコードを読み取る

という流れになりました。

eSIMの再発行は

  1. 「Rakuten mini」でmy 楽天モバイルへログイン
  2. 「契約プラン」
  3. 「各種手続き」
  4. 「SIM交換」
  5. 「再度初期設定」から「再発行を申請する」
  6. 「確定する」

という順序で行いました。

手順通りに進めるとmy 楽天モバイルの「申し込み番号」のところへ「準備中」の表示が出ます。

ここから、iPhone SE(第2世代)の方の準備を行います。

iPhone SE(第2世代)でeSIMを設定する(iOS 14.4以降)

今回の設定方法は、楽天回線が正式に対応したiOS14.4以降の手順になります。

とはいえ、

  1. iPhone SE(第2世代)へ「my 楽天モバイル」をインストール
  2. 「開通手続きをする」をタップ
  3. あとは画面の指示に従っていくだけです

my楽天モバイルには「準備中」の表示がありますが、そのまま「開通手続きをする」をタップして、旧端末(Rakuten mini)へ表示されたQRコードを読めば手続きは完了します。

設定が完了すると、アンテナピクトが2本点灯するようになりました。

Rakuten mini側は「eSIM情報」の削除を

eSIMは物理的なカードではないので、ついつい旧機種であるRakuten miniから「eSIM情報」を削除するのを忘れがち。

eSIM情報の削除(Rakuten mini)は

  1. 「設定」
  2. 「ネットワークとインターネット」
  3. 「携帯通信会社」

と進んで、目的の楽天モバイルのプロファイルを選択、削除してください。

実のところ、Rakuten miniからeSIM情報を削除しなくても電波を受信しないだけで、iPhone側の設定が済めばiPhoneで楽天モバイルが利用できます。

しかし、Rakuten miniを処分したり譲渡したりするときを考えると、eSIM情報を削除しておいた方が無難です。覚えているうちにやっておきましょう。

再度、iPhoneのeSIM情報をRakuten miniに戻す方法

iPhoneへ移したeSIM情報を、再度Rakuten miniへ戻すこともできます。

その場合も「my楽天モバイル」から「eSIM再発行手続き」を行います。

eSIMを戻したいRakuten mini側では、「my楽天モバイル」アプリから回線手続きできる、と公式ではアナウンスされていますが、私の場合「開通手続きをする」ボタンがうまく表示されませんでした。

そこで私は、Androidの設定から、力技で設定を行いました。

  1. 設定アプリ
  2. ネットワークとインターネット
  3. 詳細設定
  4. 携帯通信会社
  5. 携帯通信会社を追加

以上のように進むと、QRコードを読み取る画面になります。

ここでPCからmy楽天モバイルへログイン、eSIM設定用のQRコードを表示させて、Rakuten miniで読み込む、という操作を行いました。

公式のアナウンスとは違う方法ですが、これでもeSIMを再度Rakuten miniへ設定することができ、通話も通信もOKであることが確認できました。

直接比較してわかったUQ mobileと楽天モバイルのエリア

iPhoneのコントロールセンターでは、副回線のキャリア名も表示されます。

しかし、ここで気になったのが、微妙に異なるアンテナ感度でした。

というのも、私が楽天モバイルの設定をしたのはパートナーエリア(au)圏内。

つまり、UQ mobileも楽天モバイルも同じau回線を利用しているはずなのに、微妙に楽天の方がいつもアンテナ感度が弱いのです。

この秘密はローミング提供している電波の種類にありました。

楽天モバイルの場合は、au回線のうち「基本的には800MHz帯」のみがローミングされています。

一方、UQ mobileは「700M, 800M, 900M, 1.5G, 1.7G, 2.0G, 3.5GHz帯」という全ての帯域を利用できます。UQ mobileの方が電波を掴みやすいわけですね。

そう考えると、やはり楽天モバイルはエリアの不安が残りますね。

品質のUQ + 無料の楽天、で最強のiPhone SE(第2世代)に

このように、1台のiPhone SE(第2世代)で「高品質のUQ mobile」と「0円で利用できる楽天モバイル」の両方を利用できる状態を実現することができました。

楽天モバイル回線はUQ mobileの通話料を補う非常に優秀なサブ回線になります。

すでにiPhone SE(第2世代)で別のキャリアを利用されている方も、サブとして楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか。

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