UQユーザーも「東京電力(従量電灯B)」が無難!auでんき・楽天でんき・CDエナジーと比較した結果も(2024年1月版)

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この情報は2023年3月23日時点でのものです。最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。

注)この記事は「東京電力管内」のケースを想定しています。

UQ mobileは、「自宅セット割(でんきコース)」を提供しています。メチャクチャ魅力的な割引で誰にもオススメだったのですが、昨今の電気料金高騰により、必ずしもお得でないケースも出てきました。

携帯会社と電力会社の組み合わせ
  • 小容量(3GB以下)ユーザー →「povo 2.0」と「東京電力(従量電灯B)」がオススメ
  • 中容量(3~20GB)ユーザー →「UQ コミコミプラン」と「東京電力(従量電灯B)」がオススメ
  • 「UQ ミニミニプラン」と「auでんき」のセットでは燃料高騰時の影響が大
  • 「東京電力(従量電灯B)」の代わりに「Vポイントでんき」もアリ

「携帯料金」「電気料金」は多くの家庭で支払われているかと思いますので、少しでもこの記事が節約の参考になれば幸いです。

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目次

電気料金の基本と「燃料費調整額」

電気料金の構成

電気代を毎月チェックされている方も、中身まで詳しく確認されている方は少ないかもしれません。実は大きく4つの中身があります。

  1. 基本料金
  2. 電力量料金
  3. 再生可能エネルギー発電促進賦課金
  4. 燃料費調整額

「東京電力 従量電灯B」と「auでんき (Vポイントでんきも)」では「1 ~ 3」の料金は誤差程度の違いしかありません。料金が大きく異なってくるのが「4 燃料費調整額」です。

上昇し続けた燃料費調整単価

昨今の燃料価格高騰で、この「燃料費調整単価」が上昇し続けてました。

「東京電力 従量電灯B」は燃料調整額に上限があるのですが、「auでんき」は燃料調整額の上限を2022年11月に撤廃しました。

つまり2022年11月以降、auでんきの方が東京電力従量電灯Bよりも大幅に電気代が高くなるケースがあるという事態が発生してしまいました。

燃料調整額の上昇で、あわてて電力会社を乗り換えるぐらいなら、燃料調整額に上限がある「東京電力 従量電灯B」はリスクを抑えた無難な選択肢です。

2024年2月現在では、燃料調整額は両者ともほぼ同じ値に落ち着いています。

UQ mobileの「自宅セット割」は「電力値上げ」のリスクが

UQ mobileの現行料金プランは「ミニミニプラン」「トクトクプラン」「コミコミプラン」があります。

UQ mobileで「自宅セット割」をする場合

UQ mobileの「自宅セット割」は、auでんきユーザーがUQ mobileの「トクトクプラン / ミニミニプラン」に加入すると「月額 1,100円割引」を受けられるサービスです。

実はUQ mobileの「トクトクプラン / ミニミニプラン」は自宅セット割が適用されない場合だと正直割高で、個人的には自宅セット割が適用されない「コミコミプラン」がオススメです。

コミコミプランは「そこそこスマホを使う」ユーザーにおすすめで、私の母も利用しています。

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また、先ほど解説したように燃料費が高騰していない状況なら「東京電力 従量電灯B」と「auでんき」の電気料金はほとんど差がありません

どうせセット割が適用されないなら「UQ mobileコミコミプラン」と「東京電力 従量電灯B」の組み合わせの方が、燃料費高騰の影響も受けず、おすすめの組み合わせです。

また、コミコミプランは20GBのデータ通信が可能ですが、そこまでの通信量はない(3GB以下)という方には、同じau回線を利用している「povo 2.0」がオススメです。

「povo 2.0」は「auでんき」とのセット割はないので、電力会社は「東京電力 従量電灯B」が無難です。

実は狙い目?「Vポイントでんき」

ここまで、UQ mobileであってもなくても「東京電力 従量電灯B」が無難、という話をしてきましたが、少しでも電気代でお得を受けたい、という場合に候補に入れたいのが「Vポイントでんき」です。

Vポイントでんきは、auでんきと同じauエネルギー&ライフ株式会社が提供しており、料金体系は同じです。

auでんきは「基本料金 + 電力量料金」の1%がPonta ポイント還元されます。

一方、Vポイントでんきは「基本料金 + 電力量料金 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金 + 燃料費調整額」から3%をVポイント還元されます。Vポイントでんきの方がポイント還元が大きいんです。

燃料費が高騰したらサッと東京電力 従量電灯Bに乗り換えるとして、私はVポイントでんきを契約してみました。詳しい使用感は、追って報告します。

ちなみに楽天でんき、CDエナジーはどうなのか?

今回は「東京電力 従量電灯B」と「auでんき (Vポイントでんき)」の内容を中心にお話ししています。

他の電力会社では「楽天でんき」「CDエナジー」も電気料金を計算して比較してみました。正直なところ電気料金の計算はかなり複雑で、安いかどうかは「場合による」というのが私が出した答えです。

楽天でんき

「楽天でんき」に関しては「ポイント還元を込みにすれば、まれにお得なケースもあります。

が、ほとんどのケースで東京電力 従量電灯Bの方が安い」というのが、私の計算結果でした。

CDエナジー

「使用量400kWh/月を境に、適切なプランを選べば安い」のです。

逆にいうと「季節によって400kWhを前後するなら、適切なプランを選びきれない」ようです。

我が家はこのパターンで、冬場は400kWhを超えますが、春秋はそれほどでもなく、我が家の使用方法ではちょっとあっていなさそうでした。

でんきがダメならインターネットで「自宅セット割」を組むにも…

「自宅セット割」には、「でんき」とのセット以外にも、自宅の「インターネット」とも組み合わせる方法があります。しかし。こちらにも注意点があります。

  • インターネットコースは「4G契約プラン」では適用されない
  • インターネットコースには「ひかり電話」が必須
  • 固定回線には、プロバイダによって「3年縛り」もある

「インターネットコース」でセット割りを組もうとして、かえって支出が増えないように注意してください。UQ mobileでどうしてもセット割りを組むなら「でんきコース」の方が楽です。

古参UQ mobileユーザー向けの昔話「UQでんき」

かつてUQ mobileユーザー向けには、「UQでんき」という専用のサービスが提供されていましたが、2021/11/16をもってUQでんきは新規受付を終了しました。

これに伴い、2021/9/2よりUQ mobileユーザーも「auでんき」に申し込めるようになりました。また、UQでんきの既存ユーザーは、継続してサービスが提供されます。

UQでんき契約のまま「UQ → au」へ乗り換えた場合は、UQでんきの契約を継続でき、Pontaポイント還元も受けられる、とのサポートから回答をもらっています。

またUQでんき→auでんきへの切り替えも可能で、auでんきへ切り替えても自宅セット割は継続して適用される、とのことでした。

意外と手続きが煩雑な「新電力」→「新電力」

私は電力会社を、「東京電力 → 中部電力 → CDエナジー → UQでんき → 東京電力」と乗り換えました。

特に難儀だったのが「CDエナジー(新電力) → UQでんき(新電力)」の部分で、オンラインではうまく手続きが進まず、結局コールセンターに何度も電話して、やっと手続きできました。

もし、「新電力」→「新電力」の手続きがうまくいかない場合は、一度地域の電力会社を契約して、あらためて新電力を契約する方法が良いかもしれません。

セット割には注意が必要も、通信会社としてはオススメしたいUQ mobile

今回はUQ mobileユーザーは要チェックの「でんき」「自宅セット割」に関するお話でした。

電気とのセット割を組む際には注意が必要ですが、通信会社としてのUQ mobileは私も母に使ってもらっているくらいオススメです。

決して最安ではないものの「データもそこそこ使える」「サポートも充実」ということで、非常に魅力的なキャリアです。ぜひ一度公式HPを見てみてください。

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