長いこと「docomo(ahamo含む)・au(povo含む)・SoftBank」の契約者しか利用できなかった「+メッセージ」ですが、この度大手3社+MVNOに拡大されることになりました。
「UQ mobile」と「au回線のMVNO」は、各社の先陣を切って2021年9月2日より対応開始しました。
結論:「LINE」を使用している人にとっては、ほとんどメリットはありません
+メッセージ(プラスメッセージ)とは
「+メッセージ」は、国内の大手3キャリアが提供するサービスで、リッチコミュニケーションサービス(RCS)規格に準拠したサービスです。
日本で他にRCSを実装するサービスとしては、楽天モバイルの「Rakuten Link」がありますね。
アプリとしては、SMS(ショートメッセージサービス)をパワーアップしたもの、と捉えるといいでしょう。
電話番号を利用してメッセージをやり取りしますが、SMSより長文・画像・動画・音声も使えます。
+メッセージ vs LINE
+メッセージ と LINEについて、多くの方が気になるであろう機能を比較してみました。
+メッセージ | LINE | |
既読機能 | あり | あり |
スタンプ | あり | あり |
音声通話 | – | あり |
ビデオ通話 | – | あり |
国内ユーザー数 | 2,500万人 (2021年7月) | 8,600万人 (2021年1月) |
+メッセージは「メッセージ」と名のつくとおり、無料音声通話・ビデオ通話といった機能はありません。
離れた家族や友人とコミュニケーションを取るのに、LINEのビデオ通話を活用しているという方も多いのでは。
正直なところ「+メッセージ」はLINEより機能的には劣ってしまう印象です。
使っている人がいない「+メッセージ」
LINEと比べて「+メッセージ」が何より厳しいのが、ユーザー数が圧倒的に少ないという点です。
LINEはもはや「国民的アプリ」とも言える状況で、「たいがい誰とでもLINEでコミュニケーションできる」というのは確かに便利です。
私も「+メッセージ」をUQ mobileを契約したスマホへインストールしてみましたが、とにかく使用しているユーザーが少ない、というのが率直な印象でした。相手がいてこそのメッセージアプリなので、この状況は厳しいですね。
というわけで、『「+メッセージ」がUQ mobileで利用できる日を待っていた!』という方以外には、使う理由もあまりないアプリかもしれません。
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