紛失防止デバイスはずっと気になっていた中で発売された「Apple AirTag」。
「AirTag・MAMORIO・Tile」をよくよく比較してみましたが、結局私が購入したのはApple AirTagでした。
結論:AirTagは世界中のAppleユーザーが探し物を手伝ってくれるので、安心感はかなり増すガジェットです。
Apple AirTagを購入に至った理由や、ケース・保護フィルムのレビュー、ジェネリックAirTagのまもサーチTagのレビューもお届けします。
AriTag、MAMORIO、Tileの比較
MAMORIO、Tileについて、AirTagと近い価格帯のモデルを比較してみました。
AirTag | MAMORIO | Tile Mate (2020) | |
商品サイズ(mm) | 31.9×31.9×8 | 35.5×19×3.5 | 35×35×6.2 |
防水機能 | 防水(IP67) | なし | 防滴(IP55) |
スピーカー | あり | なし | あり |
商品重量 | 11 g | 3 g | 6 g |
バッテリー | CR2032 | リチウム電池 (有償交換) | CR1632 |
電池寿命 | 1年以上 | 約1年 | 約1年 |
価格(税込) | 4,587円 | 3,300円 | 4,750円 |
専用アプリ | 不要 | 必要 | 必要 |
MAMORIO、Tileと比較して、AirTagはこんな特徴があります。
- 高い防水性能(IP67)
- スピーカー内蔵
- バッテリー交換可能
- 世界中のAppleデバイスが、AirTagを探してくれる
MAMORIOならMAMORIOのユーザー同士で、TileならTileのユーザー同士で、なくしものを探してくれます。
ユーザー同士で探してくれるのはAirTagも同様ですが、AirTagの場合ユーザーは「世界のApple製品ユーザー」になり、その数はMAMORIOやTileより「はるかに多い」です。
これらのメリットを考えて、今回AirTagを購入してみました。
AirTag開封の儀

近年のApple製品に共通していますが、AirTagもパッケージは非常にコンパクトです。

パッケージを開封すると、注意書きが書かれた用紙と本体というシンプルな構成です。

本体は紙のパッケージで梱包されていました。
- パッケージから取り出す
- 絶縁フィルムを引き抜く
- 手持ちのiPhoneでワンタップ
これだけで設定が完了します。相変わらず、Apple製品同士の親和性高さは素晴らしいですね。
つくりのいい「Belkin AirTagケース ストラップ」
Appleの純正ケースは毎回非常に質感がよく、所有する満足感が得られる一方で、正直お値段は5,000円近いものも。
今回は、長くApple製品のアクセサリを販売しておりAppleストアでも取り扱いがある会社、Belkinのケースを購入しました。

今回購入したのはコチラのケース。色は複数ラインナップされていますが、私はブルーを選びました。

パッケージは非常に丁寧ですが、紙をうまく使って梱包しているあたりに、Appleと思いが近い部分を感じます。

パッケージの裏側には、装着方法が記載されています。別に取扱説明書を用意する必要がない、という点で環境に配慮しているのでしょうか。

パッケージからケースを取り出してみました。目立つバリなどもなく、非常に丁寧な作りです。
AirTagのケースはそれこそ100円ショップでも販売されています。しかし、毎日使う持ち物に取り付けるならコチラのような作りのいいケースの方が、バリで手を引っかいてしまうこともなく、所有する満足感も高いですね。

かなりの貼りにくさ「エレコム AirTagフィルム フルカバー」
保護フィルムには、これまでiPadやiPhoneでお世話になってきたエレコムの製品をチョイスしてみました。

パッケージはコチラ。表裏それぞれ2枚で2セット入っているのは、ありがたいところ。

製品は「白色側」「銀色側」に分かれており、半分になった剥離シートを順番に剥がしていけばキレイに貼れる…、ハズだったんです。
ところが、曲面にピッタリ貼り付くために、フィルムが非常に柔らかくできており、剥離シートを剥がすと保護フィルムが丸まってしまうなど、取り扱いに大苦戦。
位置合わせの目印もないため、苦戦しているうちに、フィルム内に気泡が入ってしまいました。
しかも、ヘラで気泡を抜こうとしたら、今度はフィルムがベリッと一部破れてしまいました。

幸い破れ箇所は小さかったので、そのまま使用する予定です。iPadなどの平面用のフィルムを貼った経験がある方も、AirTag用は貼り付けが非常に難しい、と思って取り組んでもらった方がいいですね。

貼った保護フィルムを剥がしてみたところ、メチャクチャ剥がれにくく非常に苦労しました。正直保護フィルムはなくてもいいかもしれないですね。
実際に使ってわかった2つのこと
迷子の追跡には使えない?
子育て中の方にとって気になるのは、AirTagが「迷子の追跡」に使えるか、ということ。
広いショップで迷子になった時、AirTagで追跡できたら便利そうですが…
ところが、Appleが発表したリリースには、
ユーザーがiOSデバイスを持っていない場合でも、持ち主から離れて一定の時間が経ったAirTagは、移動した時に音を鳴らして注意を促します。
Apple Newsroomより
といったような記載がありました。
実際に購入して使ってみたところ、確かに子どもに持たせれば「迷子トラッカー」として使えなくもありません。しかし、悪い人に捕まってAirTagの電池を抜かれたら…、と考えると頼りないところです。
AirTagはやはり「モノ」に対して取り付けるガジェットですね。子ども用に使うにしても、帽子や鞄などの紛失防止に使った方が良さそうです。
Apple Watch単体ではAirTagを探せるが…
先日購入したApple Watchですが、Apple Watchにも「持ち物を探す」アプリが用意されています。
Apple Watchでも「AirTag」を探すこと自体は可能です。

一方でApple Watchの「持ち物を探す」アプリは「正確な場所を見つける」機能は非対応です。UWB(Ultra Wide Band)を使って、「持ち物のある方向」を探す機能ですね。
Apple Watch Series7は「U1チップ」を搭載しており、デバイス能力的には十分「正確な場所を見つける」機能を追加することは可能かと思います。今後のソフトウェアアップデートに期待したいところです。
「ジェネリックAirTag」+Style まもサーチTag (2023)を試す
2023年4月現在、Appleの「探す」アプリに正式対応したサードパーティー製紛失防止タグ、いわゆる「ジェネリックAirTag」が販売されています。
私は「+Style まもサーチTag」を購入してみました。

AirTagと違い、本体にストラップホールがついています。ケースなどを別途用意する必要がないので、うれしいところです。

まもサーチTagの場合「AirTagより音が安っぽい」「正確な場所を見つける、機能は非対応」という違いがありますが、「紛失時のお守り」として持っておく分には、AirTag代わりには十分かと思います。
定価はAirTagより1,000円近く安いので、2台目として使うのもアリです。

「活躍しないことが一番」。安心感は大幅増。
今回AirTagを購入してみましたが、自分でテスト的に「探す」アプリを使った以外では、今のところ活躍するシーンは自分の中ではありません。
一方で「探す」際の手がかりがある、という安心感はかなり増えました。手頃な値段で購入できますので、「とりあえず買って試してみる」のにも向いたガジェットといえます。
情報元:Apple