キーボード付きなら「ロジクール Folio Touch」
私はiPadに「キーボード付きケース」はあまり合わないと思っています。

その理由は「高価」で「重い」から。しかし、iPadをキーボード付きケースで運用したい、というニーズもあります。そういった方へは、Apple純正ではなく、ロジクールの「Folio Touch」の方が比較的安価でオススメできます。

背面ケースなら「ハードケース」一択
Smart Folioのように「フタ」のないケースが良い方は、「ハードケース」をオススメします。色々なメーカーから出ていますが、何だかんだでエレコムが安心です。

私はiPadには「ソフトケース」は不向きだと考えています。
ソフトケースがダメな理由(1) 保護フィルムとの干渉
理由の一つ目としては、ソフトケースだと画面の内側までケースが覆ってしまう製品が多く、保護フィルムと干渉してしまう(保護フィルムの端がめくれてしまう)から。
相性問題が確認されているケース・フィルムの組み合わせならば良いのですが、どちらも消耗品。定期的に交換することを考えると、相性によって製品の選択肢が制限されてしまうのは、不便に感じます。
フィルムに関しては「エレコム ファインティアラ」を私はオススメしています。エレコムのフィルムの場合、画面の縁ギリギリまで覆う形状です。ケースによっては干渉する可能性が高いので、「どうしてもソフトケース」という方は注意が必要です。
ソフトケースがダメな理由(2) 変形が大きい
ソフトケースは「伸びてしまう」という問題が避けられません。スマートフォンのサイズならば、ケースのサイズも小さいので、ケースの伸びの影響度合いも小さいです。一方でiPadのケースの場合、ケースのサイズが大きいので、ケースの伸びの影響が比較的大きくなってしまいます。
これはどういうことか、具体的な端末で考えてみます。iPhone SE 2の場合、高さは138.4mm、iPad Air 4の場合、高さは247.6mmです。素材が同じ割合だけ伸びるとすると、iPhoneのソフトケースと比べて、iPadのケースは2倍近く伸びてしまうことになります。
あらためて、Smart Folioは良いケースである
今回はあえてApple純正「Smart Folio」以外のiPadケースを考えてみました。そこから見えてきたのは、「Smart Folio」がよく考えられたケースである、ということです。
値段がやや高いのはネックになりますが、高い質感と使いやすさは、特筆すべきものがあります。ということで、Smart Folioのレビューは、以前の記事をぜひご覧下さい。
