au経済圏

au経済圏で「おしい」存在。「auカブコム証券」を楽天証券、SBI証券と比較しました

生活の様々なシーンで、特定のグループのサービスを活用する「経済圏」。「楽天経済圏」が有名ですが、ここのところ台頭してきたのが「au経済圏」です。

今回は「au経済圏」の証券会社である「auカブコム証券」を取り上げます。

結論

au経済圏をフル活用する方以外は、正直「SBI証券」「楽天証券」の方が使いやすくオススメです。

今回は、auカブコム証券のサービスを、「SBI証券」「楽天証券」と比較しました。

現物株式手数料(100万円以下)

多くの証券会社では「少額を頻繁に取引する人」「高額の取引をする人」向けに「手数料コース」が用意されています。

今回は「少額を頻繁に取引する人」のケースで比較してみます。3社とも100万円が一つの線引きになっており、専用のコースが用意されています。専用のコースの場合、100万円以下の取引手数料手数料は3社とも0円になっています。

  • 100万円まで0円 … SBI証券 (アクティブプラン)
  • 100万円まで0円 … 楽天証券 (いちにち定額コース)
  • 100万円まで0円 … auカブコム証券 (1日定額手数料コース)
えびふらい

少額の株式取引が目的ならば、どの証券会社を選んでも大差ないですね。

“eMAXIS Slim 全世界株式”を保有した場合のポイント付与

ネット証券の場合投資信託を保有することでポイントが付与されます。

投資信託の銘柄によって付与ポイントは異なるため、今回は比較的メジャーなインデックスファンドであるeMAXIS Slim 全世界株式」について、保有した場合のポイント付与を比較してみました。

  • 年率 0.0462% … SBI証券(投信マイレージサービス)
  • 年率 0.036% … 楽天証券(ハッピープログラム) → 2022年4月1日以降廃止
  • 年率 0.005% … auカブコム証券(資産形成プログラム)
えびふらい

auカブコム証券の付与ポイントは、SBI証券より一桁少ないですね。一瞬目を疑いましたが…。

楽天証券は「ハッピープログラム」改訂により、投資信託を保有し続けることによるポイント付与は廃止されることとなりました。

証券と銀行を連携した場合の普通預金金利

「証券会社で取引はしない」という方でも、ぜひ知っておいてほしいサービスが「証券と銀行の連携による優遇金利」です。

グループの証券会社・銀行両方の口座を開設、連携手続きを行うことで、通常よりも高い金利になるというサービスです。

各社の「連携後」の預金金利を比較してみましょう。

  • 年 0.01% … SBI証券(SBIハイブリッド預金)
  • 年 0.1% … 楽天証券(マネーブリッジ、300万円まで)
  • 年 0.1% … auカブコム証券(auマネーコネクト)
えびふらい

auカブコム証券と楽天証券は、ほぼ同等の高金利です。

預金金額に上限がない分、「auカブコム証券」のメリットが目立ちます。

投資信託クレジットカード積み立て

今ホットなのが「投資信託をクレジットカード払いで積み立てする」というもの。

「つみたてNISAの非課税」「積み立て長期運用」「クレジットカードのポイント付与」という、利用者にとって非常にメリットがあるサービスです。

各社の対応クレジットカードと、ポイント付与率を比較してみます。

  • 三井住友カードつみたて投資(ポイント0.5%) … SBI証券
  • 楽天カードクレジット決済(ポイント1.0%) … 楽天証券
  • なし … auカブコム証券
えびふらい

なんと、auカブコム証券はこのサービスありません。グループに「au PAY カード」があるのに…

auカブコム証券の対抗策に期待したいところです。

ポイントでの投資信託購入

ポイントで購入した投資信託を売却すれば「現金交換」と同じことになり、便利なサービスです。

各社の「ポイント投資信託購入」対応状況は以下のようになっています。

  • Tポイント、Pontaポイント、Vポイント … SBI証券
  • 楽天ポイント … 楽天証券
  • Pontaポイント … auカブコム証券

SBI証券、「Pontaポイント」を11月より導入(ITmedia)

SBI証券は、元々「Tポイント」のみに対応していました。

えびふらい

SBI証券の「Pontaポイント」対応は、au経済圏からポイントが流出することになるんですが、大丈夫なんでしょうか。

まとめ:正直現状は「楽天証券」「SBI証券」がオススメだが、巻き返しに期待

  • 現物株式手数料 … 3社引き分け
  • 投資信託保有ポイント … 「SBI証券」
  • 銀行連携時の普通預金金利 … 「auカブコム証券」
  • 投資信託クレジットカード積み立て … 「楽天証券」
  • 対応ポイントの利便性 … 「SBI証券」

このように「auカブコム証券」と「楽天証券」「SBI証券」を比較すると、ほぼ同等のサービスがありつつも、「クレジットカード対応」などauカブコム証券が見劣りする部分があるのも事実です。

一方で「auカブコム証券」もこのまま黙って指を咥えているわけではないでしょうから、今後の巻き返しに期待したいところです。

現状なら、au経済圏の方も「Pontaポイント」にも対応した「SBI証券」が比較的オススメです。