au経済圏

正直「がんばりましょう」。auカブコム証券を楽天証券・SBI証券・マネックス証券と比較

「au経済圏」を応援している当ブログですが、今回は証券会社である「auカブコム証券」を取り上げます。

するとやはり気になってくるのが、ネット証券大手の「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」の存在です。

auカブコム証券の結論
  • 現状、メインの証券会社としてはSBI証券が一歩抜きん出ています
  • 新規なら「楽天証券」をチョイスするメリットは比較的無くなってきました
  • auカブコム証券はサブ証券としての利用がオススメです

各証券会社の「サービス」「画面の使い心地」を比較しています。ネット証券を選びの参考にしてください。

サービス(手数料・ポイント付与・優遇金利)の比較

現物株式手数料(100万円以下)

多くの証券会社では「少額を頻繁に取引する人」「高額の取引をする人」向けに「複数の手数料コース」が用意されています。今回は「少額を頻繁に取引する人」のケースで比較してみます。

4社とも100万円が一つの線引きになっており、専用のコースが用意されています。専用のコースの場合、100万円以下の取引手数料手数料は3社で0円になっています。

  • 0円 … auカブコム証券 (1日定額手数料コース)
  • 0円 … SBI証券 (アクティブプラン)
  • 0円 … 楽天証券 (いちにち定額コース)
  • 550円 … マネックス証券(一日定額手数料コース)

マネックス証券が一歩出遅れた形になっています。

投資信託の保有によるポイント付与

ネット証券の場合投資信託を保有することでポイントが付与されます。

投資信託の銘柄によって付与ポイントは異なるため、今回は比較的メジャーなインデックスファンドであるeMAXIS Slim 全世界株式」について、保有した場合のポイント付与を比較してみました。

  • 年率 0.005% … auカブコム証券(資産形成プログラム)
  • 年率 0.0462% … SBI証券(投信マイレージサービス)
  • 付与なし … 楽天証券
  • 年率 0.03% … マネックス証券(投信保有ポイント)

楽天証券は「ハッピープログラム」改訂により、投資信託を保有し続けることによるポイント付与は廃止されました。

auカブコム証券は「他社と比べてポイント付与はあまりに寂しい」と言う状況です。

証券と銀行を連携した場合の普通預金金利

「証券会社で取引はしない」という方でも、ぜひ知っておいてほしいサービスが「証券と銀行の連携による優遇金利」です。

グループの証券会社・銀行両方の口座を開設、連携手続きを行うことで、通常よりも高い金利になるというサービスです。

各社の「連携後」の預金金利を比較してみましょう。

  • 年 0.1% … auカブコム証券(auマネーコネクト)
  • 年 0.01% … SBI証券(SBIハイブリッド預金)
  • 年 0.1% … 楽天証券(マネーブリッジ、300万円まで)
  • 優遇金利なし … マネックス証券

預金金額に上限がないのが「auカブコム証券」のメリットです。

マネックス証券はグループの銀行がないため、優遇金利サービスもありません。

投資信託クレジットカード積み立て

今ホットなのが「投資信託をクレジットカード払いで積み立てする」というもの。

「つみたてNISAの非課税」「積み立て長期運用」「クレジットカードのポイント付与」という、利用者にとって非常にメリットがあるサービスです。

例として「eMAXIS Slim 全世界株式」を対応クレジットカード(通常カード)で決済した場合の、ポイント付与率を比較してみます。

  • 1.0% … auカブコム証券(au PAYカード)
  • 0.5% … SBI証券(三井住友カード)
  • 0.2% … 楽天証券(楽天カード、2022年9月より)
  • 1.1% … マネックス証券(マネックスカード)

2022年までauカブコム証券ではこのサービスがなかったのですが、2022年3月28日より開始しました(auカブコム証券)。

なんと、ポイント還元率は通常カードならば「SBI証券」「楽天証券」よりも有利な「1.0%還元」。ついにauカブコム証券が本気を出してくれました。

マネックス証券は鼻差で1位になっています。投資信託のクレカ積立が中心なら、マネックス証券も悪くない選択です。

ポイントでの投資信託購入

ポイントで購入した投資信託を売却すれば「現金交換」と同じことになり、便利なサービスです。

各社の「ポイント投資信託購入」対応状況は以下のようになっています。

  • Tポイント、Pontaポイント、Vポイント … SBI証券
  • 楽天ポイント … 楽天証券
  • Pontaポイント … auカブコム証券
  • マネックスポイントでの投信購入不可 … マネックス証券

SBI証券、「Pontaポイント」を11月より導入(ITmedia)

SBI証券は、元々「Tポイント」のみに対応していました。SBI証券の「Pontaポイント」対応は、au経済圏からポイントが流出することになるんですが、大丈夫なんでしょうか。

各証券会社の使い心地を実画面で比較

各証券会社「使いにくい」「使いやすい」色々言われています。そこのところをハッキリさせるため、

  • 「保有している投資信託を買い増す」というシチュエーション
  • スマホ版の実画面

という条件で、それぞれ比較してみました。

SBI証券

SBI証券のログイン後の画面がこちらです。

SBI証券操作画面1

投資信託に関する操作は「投資信託トップ」から行います。

SBI証券操作画面2

「保有証券一覧」をタップします。

SBI証券操作画面3

色々な情報が出てきますが、下へスクロールします。

SBI証券操作画面4

保有している投資信託「eMAXIS Slim オールカントリー」が出てきました。↓をタップしてメニューを展開します。

SBI証券操作画面5

展開したメニューから「買付」を選択すれば、買付操作へ進めます。

実はPC版の画面はゴチャゴチャした印象でしたが、スマホ版の画面はわかりやすい印象です。

楽天証券

続いて「わかりやすい」で定評のある楽天証券です。まずはログイン直後の画面から。

楽天証券操作画面1

「メニュー」をタップします。

楽天証券操作画面2

出てきたメニューより「投資信託」をタップします。

楽天証券操作画面3

投資信託の画面に切り替わりました。上部のメニューから「保有商品」をタップします。

楽天証券操作画面4

保有商品の中から買い増したい商品を選び「追加購入」をタップします。

楽天証券は「アイコン」や「画面の色づかい」がわかりやすい印象ですね。

マネックス証券

続いて、某YouTubeチャンネルで「使いにくい」と言われたマネックス証券です。個人的には「言うほど使いにくいか?」と言うところですが。

まずはログイン直後の画面から。

マネックス証券操作画面1

「MENU」の横のハンバーガーメニューをタップします。

マネックス証券操作画面2

展開したメニューから「投資信託」をタップします。

マネックス証券操作画面3

「投資信託」メニューから「保有残高・売却」をタップします。

マネックス証券操作画面4

投資信託の保有残高・口座管理画面へ遷移します。ここから画面の下をスクロールします。

マネックス証券操作画面5

保有しているオール・カントリーの項目が出てきますので、「買付」をタップします。

確かに楽天証券と比べればチョットくせがありますが、SBI証券とトントン、少なくとも「わかりにくい」と言うことはない印象です。

auカブコム証券

最後が問題の「auカブコム証券」です。実はauカブコム証券の場合「保有している投資信託の銘柄を買い足す」と言う操作ができませんでした(私は見つかりませんでした)。

そこでauカブコム証券の場合は、「eMAXIS Slim オール・カントリー」を購入する手順をやってみます。

まずはこちらもログイン直後の画面から。

auカブコム証券操作画面1

デーンと「お知らせ」の画面が出てきますが、「メニュー」も「投資信託」も出てきません。まずはここからず〜っと下へスクロールします。

auカブコム証券操作画面2

かなりスクロールすると、ようやく「投資信託」のメニューが出てきました。が、この画面。似たようなボタンが多くあって、とにかくゴチャゴチャしています。

ここでは「投資信託」から「メニュー画面」をタップします。

auカブコム証券操作画面3

いやこの画面で「Pontaポイント残高」って必要?と思いつつ。ここでは検索で探す方法もあるのですが、「eMAXIS Slim オール・カントリー」と似たファンドは多いので、「ランキング」の方から探してみます。

auカブコム証券操作画面4

ランキングはとにかく豊富な種類から選べますが…、こんなに必要ですかね?とりあえず「販売金額(週間)」をタップします。

auカブコム証券操作画面5

「eMAXIS Slim オール・カントリー」は、どの証券会社でも割と上位に来るので、検索はラク、と思いきや、まさかの上位3位までしか表示されません。下の方へスクロールします。

auカブコム証券操作画面6

やっと見つかりました。「買付」をタップすれば、購入画面へ進めます。

auカブコム証券の画面については「紛らわしい項目が多い」「それって必要?と言う項目が表示される」「欲しい機能がない」と言うことで、正直もうちょっと頑張ってほしいです。

4証券会社のスマホ画面。操作感をまとめると

楽天証券はメニューのアイコン、色づかいともにわかりやすいように工夫されていて、さすが定評がある証券会社です。

SBI証券とマネックス証券は、コーポレートカラーである青と黄色を主体にしつつも、それなりに操作しやすい印象でした。初心者の方も、慣れれば問題ないレベルかと。

auカブコム証券については、とにかく中の人は他の証券会社の画面をよく研究してほしい、としか言いようがありません。au経済圏やauカブコム証券自体には期待しているだけに、頑張って欲しいところです。

まとめ:メインは「SBI証券」、サブの投信積みたてに「auカブコム証券」がオススメ

  • SBI証券 … 使いやすさ、クレカ積み立てのポイント還元から、幅広い方にオススメ
  • 楽天証券 … 使いやすさに強くこだわる。楽天経済圏ユーザーはまだ使える。
  • マネックス証券 … 投資信託のクレカ積立だけなら。株式取引は手数料高め。
  • auカブコム証券 … 投信クレカ積み立て、普通預金優遇金利は強い。操作感は▲

こんな結論になってきます。

現状新規で口座を開設するなら、メインは「SBI証券」もオススメです。頻繁に取引が多い方も、積み立てメインの方も、オールマイティーな証券会社と言えます。

個人的に頑張って欲しい「auカブコム証券」ですが、まずはとにかくメニューの操作を洗練して欲しいです。

が、「クレジットカード投信積み立て」「普通預金の優遇金利」が非常に魅力です。サブの証券会社としてauカブコム証券を使うのがオススメです。

auカブコム証券