iPhone 12 miniを遥かに凌ぐ小型サイズにおサイフケータイを搭載ということで話題になった「Rakuten mini」。キャンペーンを利用して「実質0円」で購入、5ヶ月ほど使用してみました。
結論:メインスマホには厳しいですが「画面のあるWi-Fiルーターとして便利」です。
今回は、Rakuten miniのレビューをお届けします。
Rakuten UN-LIMITは「楽天回線エリア内」なら優秀
楽天モバイルの通信の品質についてですが、「あくまで楽天回線エリアなら」速度は十分・通信も比較的安定していた印象です。
最大の弱点は狭い楽天回線エリア。加えて、楽天回線エリアであっても「地下」「建物内」は電波が弱い印象がありました。
特に気になったのは、楽天回線とパートナー回線の境界あたりの通信品質。まず楽天回線の電波は入りません。
仮に普段使用する場所が楽天回線エリア内である、と案内されていても、実際に電波が入るのか確認したほうが良いと思います。
あまりに残念すぎるタッチパネル感度
私が普段使用しているのがiPhone SE (第2世代)。それと比較すると、Rakuten miniのタッチパネル感度は非常に残念です。
端末の定価は、iPhone SE(第2世代)がRakuten miniの倍くらいなので、比較するのは酷ですが…
「感度が悪い」のではなく、「タッチパネルの感度が良すぎる」んです。直接画面を触れる前にタッチが反応してしまうことがよくあり、これがプチストレスに。
ちなみにiOSとAndroidでスクロールの挙動が少し異なりますが、他のAndroid端末を私が触れた限りでは、慣れれば大丈夫かなと思いました。やはり、Rakuten miniのタッチパネルは少し残念レベルです。
変えられない壁紙
Rakuten miniは、通常の操作方法では壁紙が変えられません。設定から壁紙を変えてみても、実際の画面では壁紙が変わっていない、という状態になります。
それならばランチャーアプリで無理やり壁紙を変えてしまおう、と試してみても、これでも壁紙が変えられません。
デフォルトの壁紙・ランチャーのデザインで満足できればいいのですが、色々カスタマイズできるというのもAndroidの魅力の一つ。カスタマイズ性が低いのはあまりに残念な仕様です。
令和の時代には小さすぎる画面
昨今のコンパクトなスマホの画面サイズを比較してみましょう。
- 3.6インチ Rakuten mini
- 3.5インチ iPhone 3GS
- 4.7インチ iPhone SE(第2世代)
- 5.4インチ iPhone 12 mini
iPhone 3GSの時代は3.5インチでも十分でしたが、もはや時代は令和。
Webページにしろアプリにしろ、4インチ以上の画面を想定したコンテンツが増えました。現代のオンラインコンテンツを快適に利用するには、iPhone SE (第2世代)の4.7インチがギリギリ最小サイズだな、と再認識しました。
そうすると、Rakuten miniの画面サイズは厳しい面があります。
結論:Rakuten miniはモバイルWi-Fiルーターとして優秀
「Rakuten mini」は普段使いするスマホとしては厳しい、というのが私の結論です。
ただ「Rakuten mini」は決して使えない端末ではありません。
普段はdocomo、au、SoftBankの回線を利用している方が、サブ回線のモバイルWi-Fiルーターとして使用するには便利です。
ちょい足し運用(サブ回線運用)については、過去に詳しく記事を書いておりますので、そちらもぜひ。
Rakuten miniのコンパクトなサイズは、2台持ちもで苦になりにくいです。Rakuten miniは「ちょい足し用モバイルWi-Fiルーター」という活用がベストでした。
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