哺乳瓶はいろいろなメーカーから販売されていますが、うちの子どもは「NUK」を使用しています。
幸いうちの子どもは気に入って飲んでくれました。
今回は、
- 日本の哺乳瓶の定番「ピジョン」
- ドイツ製のおしゃれなデザイン「NUK(ヌーク)」
を比較しながら、
- ピジョンと比較して、私がNUKを選んだわけ
- 非常にややこしい、NUKニップルの選び方
をお話しします。
なお、哺乳瓶を最終的に選ぶのは「赤ちゃん」。
親がNUKを選んでも、赤ちゃんは「ピジョン」を選べば、最終的にはピジョンを選ばざるを得ません。
「ピジョン」派も「NUK」派も、もう一方の情報は知っておいた方がいいですね。
哺乳瓶の準備をしよう
いつまでに購入?
一般的に、出産準備は「出生日の2ヶ月前」までに済ませておくとラクです。
お母さんの体調が比較的安定して、動きやすいからです
何本購入?
「一滴もミルクは使わない!」
と固く決心されている方でも、お母さんの体調によってはミルクを使うことがあります。
私のオススメは「2本」準備しておくこと
そのメリット・デメリットをまとめました。
- ⭕️ 完全ミルク育児でも「辛うじて」運用できる
- ⭕️ 最初に準備した哺乳瓶が合わなくても、切り替え可
- ❌ 初期費用が2本分必要
「2本準備」の場合、当然哺乳瓶2本分の費用はかかりますが、完全ミルク育児・哺乳瓶が合わない、と言ったトラブルにもギリギリ対応できます。
もちろん完全ミルク育児の場合、2本では足りません。
が、1本では洗って乾かしてという運用ができないので、実質2本が最低限必要なライン。
また、3本以上哺乳瓶を買って
「赤ちゃんが飲まない」→「全部買い替え」
というのは、非常にキツイです。
2本なら損切りできるギリギリのラインでしょう。「買いすぎ注意」です。
必要最低限かつ、損切りできるのが「2本」というわけです。
ガラス製?プラスチック製?
丈夫で傷がつきにくい「ガラス製」ですが、最大のデメリットは「落とすと割れる」こと。
なあに、私は落とさないよ…
という方も、「毎日毎日」「朝も昼も真夜中も」哺乳瓶を洗っていると、落とすリスクは上がります。
かくいう私も何度か哺乳瓶を落としてしまいました。
プラスチック製の哺乳瓶のデメリットとして「傷がつきやすい」ということが挙げられますが、正直今時のプラスチックは結構丈夫です。
むしろ、落としても割れないメリットが大きいです。
やはり「プラスチック製」の方が安心です
今時の食器用洗剤は非常に洗浄力も優秀で、プラスチック哺乳瓶の汚れ落ちに困った経験もないですね。
プラスチック用の食器用洗剤は「キュキュット」がオススメです。
過去に記事も書いておりますので、そちらも参考にしてください。
哺乳瓶のサイズは?
哺乳瓶のサイズは、100mL以下の新生児用から、200mL以上のものまでラインナップされています。
200mL以上の大きいサイズでも、新生児から使うことができます。
なので最近は、「新生児からいきなり大きいサイズを買う」という方もいます。
200mL以上のものを、長く使った方がオトクです。
「ピジョン」と「NUK」の哺乳瓶の違い
同じように哺乳瓶を販売している「ピジョン」と「NUK」ですが、その売り方は大きく違っています。
一番特徴があるのが、哺乳瓶の飲み口の部分(ニップル)。
ニップルは消耗品で、定期的に交換する必要があります。
ニップルも含めた特徴は以下の通りです。
- 哺乳瓶の大きさによって、ニップルの大きさが違う
- ニップルのラインナップは「サイズ」だけ
- ニップルが比較的色々な店で売っている
- 「いかにも」なデザイン
- どの哺乳瓶の大きさでも、新生児から使用できるニップル
- ニップルのラインナップは「サイズ」x「穴の大きさ」
- 赤ちゃん用品専門店でもニップルが売っていないことも
- 「オシャレ」なデザイン
完全ミルク育児の場合、消耗品となるニップルが容易に入手できる「ピジョン」の方が便利そうに見えますが、実はそうでもないのです。
ピジョンの落とし穴「いきなり大きい哺乳瓶を買えない」
ピジョンの特徴として、「哺乳瓶の大きさによって、ニップルの大きさが違う」というのがあります。
「大きいサイズの哺乳瓶」→ 高い月齢向けのニップルが付属
ということです。
先ほど「新生児からいきなり大きいサイズを買う」方も、と言いましたが、ピジョンの場合
- 「大きいサイズの哺乳瓶」
- 「小さいサイズのニップル」
両方を購入する必要があります。
何かしら、最初に複数買わないといけないんですね
NUKの落とし穴「ニップルの種類が多すぎる」
ピジョンと比べてNUKの場合、どのサイズの哺乳瓶でも新生児から使用できる、というメリットがあります。
最初に買うものはシンプルにできます
一方で気をつけたいのが、赤ちゃんが成長してきた時。
哺乳瓶の種類も、ニップルのサイズも多いので、とにかく「ニップルの種類が多すぎる」のです。
以下にNUKのニップルの選び方を書きましたので、私のように間違えたニップルを買わないようにしてください。
NUKへ決めたわけ
ちなみに私の場合、「ピジョン」と「NUK」のチョイスの決め手は、
妻のデザインの好みです
確かに、それは非常に大事。
NUK哺乳瓶・ニップルの種類
NUKの哺乳瓶・ニップルには相当種類があります。
私は間違った種類のものを買ってしまったことも…
ポイントは
- 哺乳瓶の種類
- 飲ませたいもの / 月齢の組み合わせ
これらを選ぶことになります。
NUK哺乳瓶の種類
- ネイチャーセンス (ガラス、ニップルやわらかめ)
- プレミアムチョイス (ガラス / PP、ニップルに弾力)
- スタンダード
まず、この3種類からどれに該当するか確認します。
スタンダードの哺乳瓶はほぼ販売を終了しているようで、DADWAYの公式サイトから哺乳瓶を購入することはできなくなっています。
古い哺乳瓶を譲ってもらった場合などに、ニップルだけ新しく購入できるようになっています。
ちなみに私は「プレミアムチョイス」を選びました。
理由としては、シリーズで唯一「PP (ポリプロピレン)」が選択できるからです。
PPのメリットとしては、とにかく軽量ということ。
「ネイチャーセンス・ガラス・240mL」では224gですが、「プレミアムチョイス・PP・300mL」はわずか75g。
PPはキズがつきやすいのがデメリットですが、落としても割れにくく、軽くて扱いやすいので、個人的にはPPで良かったと思っています。
NUKニップルの選び方
続いて、肝心のニップルを選んでいくことになります。
3種類の哺乳瓶で、ニップルのラインナップが異なります。
「月齢」は「ニップル自体の大きさ」が違います。
「飲ませたいもの」によって「穴のサイズ」が変わってきます。
あとは、この組み合わせになってきます。
ネイチャーセンス
月齢 0-6ヶ月 | 月齢 6-18ヶ月 | |
母乳用 (3つ穴) | S | S |
ミルク用 (6つ穴) | M | M |
果汁用 (9つ穴) | – | L |
プレミアムチョイス
月齢 0-6ヶ月 | 月齢 6-18ヶ月 | |
母乳用 | S | S |
ミルク用 | M | M |
果汁用 | – | L |
スタンダード
月齢 0-6ヶ月, 6-18ヶ月 | |
ミルク用 | S |
ミルク用 | M |
母乳・お茶・さ湯用 | S |
13種類のニップルから落ち着いて選択を
と、いうわけで現行NUKのニップルは13種類も販売されています。
「哺乳瓶の種類」→「月齢」→「飲ませたいもの」
と、落ち着いて選択するようにしてください。
NUKのニップルに関しては、各種オンラインストアでも販売されていますが、DADWAY公式サイトが一番種類が豊富です。
サイズや形状を間違えないためにも、公式サイトからの購入がオススメです。