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東芝 ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127X9Lレビュー。驚き・メリット・デメリットを語ります

「令和の三種の神器」にも挙げられる「ドラム式洗濯乾燥機」。

3人家族の我が家で、それまで使用していた洗濯機は、私が一人暮らしをしていた時の小型サイズの全自動洗濯機でした。

1日に何度も洗濯する必要があり、家族に負担をかけていました。

そこで一念発起し、東芝のフラッグシップモデルである「ZABOON TW-127X9L」を購入しました。

今回は購入前に気になっていたこと、購入後に気づいたことについて、「意外な事実」を中心にレビューします。

気になる「乾燥機能の光熱費」を計算してみました

洗濯乾燥機のメリットといえば、洗濯物を干す時間や手間が減ること。

一方で気になるのは、乾燥に使う水道光熱費です。便利な反面「光熱費も大幅上昇」ではちょっと辛いところです。

不安に思っても何も始まらないので、実際に光熱費を計算してみることにしました。

私が以前使っていた洗濯機は、PanasonicのNA-F42M8(4.2kgタイプ)という機種です。

計算にあたっての条件は以下のとおりです。我が家の洗濯環境に近い値を採用しましたが、特に洗濯物の量は家庭による差が、水道代は地域差が大きいと思いますので、その点注意してください。

  • 洗濯物量 1ヶ月あたり126 kg
  • 電気代 1 kWh = 25.51円 (中部電力・第2段階料金より)
  • 水道代 1m3あたり220円として

そして、以下の表が実際の計算結果です。

ZABOON
TW-127X9L
(乾燥込み)
Panasonic
NA-F42M8
(洗濯時)
洗濯容量7 kg4.2 kg
消費電力量1,150 Wh85 Wh
標準使用水量61 L115 L
1ヶ月の電気代528 円65 円
1ヶ月の水道代242 円759 円
1ヶ月の光熱費770 円824 円

驚き!水道光熱費の合計はドラム式の方がちょっと安いです。正直多少の水道光熱費アップは覚悟していたんですが、まさか安くなってしまうとは…。最新家電恐るべしと言ったところです。

とはいえ、本体の購入代金が25万円近くするので、光熱費の差額で機種代金を賄う、ということは無理そう。

洗濯乾燥機で生み出した時間を、有効活用していく方がいいでしょうね。

❌ Wi-Fi対応は「ビミョー」

東芝のフラッグシップ家電は、「IoLIFE」というWi-Fi経由で家電の操作をできるサービスがあります。

こと、洗濯機に関していえば「Wi-Fi対応はビミョー」と言わざるを得ません。

というのも、エアコンを外出先から操作して、帰宅時に快適な気温で、というのはメリットがあります。

一方で、外出先から洗濯機を操作しようにも「外出先から洗濯機に洗濯物を入れられない」という致命的な部分があります。

肝心のWi-Fi機能自体も、安定性が今ひとつであることに加えて、Wi-Fiの2.4GHz帯のみ対応という残念な仕様です。フラッグシップモデルならば、せめて5GHz帯に対応していて欲しかったです。

❌ 乾燥機可の衣類は「意外と少ない」

実際に使ってみて感じた「意外なデメリット」は、乾燥機能が使えない衣類が多い、問題。

私がユニクロ好きなので、ユニクロの主な商品の対応状況を確認してみました。

  • × エアリズム インナー
  • × ヒートテック インナー
  • × フリース
  • × 綿 インナー
  • × 綿 靴下
  • ⚪︎ スーパーノンアイロンシャツ

調べたほとんどのものは「乾燥機不可」という状況でした。

ネット上の評判を見ていると「自己責任」で乾燥機にかけている方も見受けられました。

「乾燥機不可」のものを乾燥機にかけるのは、私もオススメはできません。

一方で、あまり杓子定規に考えすぎると、洗濯乾燥機のメリットを全く生かせないのも事実です。長く来た服などについては、ある程度の割り切りを持った方が、快適に過ごせるのかなあ、とも思っています。

❌ 操作は若干「クセあり」

私の家の洗濯物は、乾燥機⭕️❌のものが混ぜこぜになっています。

そこで、「乾燥機❌」の洗濯物については洗濯ネットに入れておき、一旦全てのものを「洗濯」モードで洗濯します。その後、洗濯ネットのものだけを取り出し「乾燥」モードを使っています。

本当は「洗濯-乾燥」モードを使うと楽なんですが、乾燥機⭕️❌のものを分けて洗濯するのもさすがに手間なので、こういった運用になっています。

すると、実際の手順としては

  1. 電源を入れる
  2. 「洗濯」モードを選ぶ
  3. 洗濯スタート
  4. 洗濯終了
  5. 一旦電源を切る
  6. 電源を入れる
  7. 「乾燥」モードを選ぶ
  8. 乾燥スタート
  9. 乾燥終了

となります。「4」の洗濯終了後そのまま「乾燥」モードを選ぶことはできず、一旦電源の入り切りが必要です。

この辺りの操作は、もうちょっと「融通」をきかせてくれてもいいのになあ、とは正直思いますね。

⭕️ 洗剤自動投入は非常に便利

今回はフラッグシップモデルということで、「洗剤自動投入」も搭載されています。

最初は「正直いらないかな」と思っていましたが、実際使ってみると非常に便利です。

その理由としては

  • 洗剤の量を「判断する」回数が減る → 心理的にラク
  • 洗剤を置く場所を確保する必要がない → 見た目がスッキリ
  • 洗剤・柔軟剤を使いすぎない → 仕上がりが良い

といったものがあります。

特に「判断する」回数が減るのは、心理的にかなりラクになりました。

⭕️ 洗濯物は「感動」の仕上がり(特にタオル)

洗濯乾燥機能を使った場合の洗濯物の仕上がりですが、正直非常に満足しています。

特に満足度が高いのは「タオル」の仕上がりです。

前の洗濯機ではゴワゴワになっていたタオルも、ZABOONで洗濯乾燥を行うと「なめらか」な仕上がりになります。

流石に新品同様とまではいきませんが、これには家族一同びっくり。

「乾くだけで便利」と思っていた洗濯乾燥機ですが、洗濯物の仕上がりという、想像外のメリットがありました。

総評:高い満足度に、他社より有利な価格

洗濯乾燥機としては初めての買い物になりますが、洗濯乾燥機能による洗濯物の仕上がり、便利な自動投入機能など、フラッグシップ機ということもあり非常に満足度は高いです。

また、競合のパナソニックや日立と比較して、フラッグシップ機でありながら価格が安いのもメリットです(とはいえ、25万円近くしますので、高いは高いんですが。)

一方で、乾燥機能をフル活用しようと思ったら、手持ちの衣服の素材を見直してみたりと、ライフスタイル自体を変える必要も感じています。