iPhone 12シリーズ並みの高性能でありながら、そこそこ価格で非常にバランスの良い「iPad Air (第4世代)」。
私も注文開始日に注文して、便利に使用しています。
そのiPad Air 4ですが、私はカバーとしてあえてキーボードなしの「Smart Folio」を使用しています。
「Magic Keyboard」や「Smart Keyboard Folio」が話題になる中、なぜ「キーボードなし」の「Smart Folio」なのか。
その理由を語ります。

流石に重すぎ?「Apple Magic Keyboard」
iPad界隈で一番話題のアクセサリーといえば、「Apple Magic Keyboard for iPad」。
打ちやすいキーボードに、大きなサイズのトラックパッド。
iPadを「見る」→「クリエイトする」端末へ。そんなアクセサリーがMagic Keyboardです。

ところがです。
世の中には「ディスプレイ」「大型のトラックパッド」「打ちやすいキーボード」が一体になった端末がありますよね。
そう「MacBook」です。
iPadにアクセサリーをつけるより、一体型のMacBookの方が使いやすいのでは?というのが私の意見です。
各所で言及されていますが、Magic Keyboardでネックになるのがその重さ。MacBook Airと比較すると
- iPad Air 4 (Wi-Fi) + Magic Keyboard = 1,283 g
- MacBook Air (M1) = 1,290 g
となります。重量はMacBook Airに匹敵しますね。
そこまでの重量がありながらも、iPadOSは完全なマルチタスキングには不向き。
全てのクリエイトをiPadで行う、というのはちょっと厳しい印象です。
逆に、MacBookにはなくて、iPadにあるものを考えてみると、それは「サッと取り出して使える」こと。
ですから、iPad Airは「軽快さ」を生かした運用をしたい、というのが私の意見です。
やはり重くて嵩張る「Smart Keyboard Folio」
純正で発売されているアクセサリーとしては「Smart Keyboard Folio」もあります。

しかし、個人的にはこちらも必要性を感じませんでした。
私のiPadの主な用途は、Amazon Prime Videoを見たり、dマガジンを見たり、といったことが中心。
そうすると「見る」動作をしているときにキーボードがどうしても邪魔になってしまうんです。
Smart Keyboard Folioは、使用しない時はキーボードを背面に被せておけますが、それでもちょっと邪魔くさい印象です。
「見る = iPad」「クリエイトする = MacBook」は端末ごとに切り分けてしまった方が、個人的にはラクですね。
高価だか質感には満足「Smart Folio」
と、いうことで最終的にチョイスしたのは「Apple Smart Folio」(キーボードなしの純正カバー)でした。
特徴はざっとこのような感じです。
- とにかく高い(9,350円)
- 純正ならではのピッタリサイズ
- 質感も非常に良い
- 側面はガード無しだが、気にならない
ネックになるのは値段でしょう。税込で1万円近くしますので、サードパーティーのケースで十分、という考えもよくわかります。
ただ、以前サードパーティーのiPadケースを試した際、蓋の部分が微妙にずれていたりしたことがありました。
やはりサードパーティーは「お値段なり」という印象を拭うことはできませんでした。
一方で、「Smart Folio」は安心のApple純正品です。
ピッタリサイズ・高い質感が非常に気に入っています。
私は「ディープネイビー」をチョイスしました。

また「Smart Folio」は側面のガードがありません。
私の場合、iPadが家での使用が中心です。
硬い場所は少ないので、側面がガードされていない不安感はあまりないですね。
持ち運びが多い方は、スリーブケースを併用すると良いと思います。

私はダイソーのクッションケースを併用しています

ポリウレタン製のSmart Folioですが、表側は「しっとり」した肌触りです。
アラフォーで手指がカッサカサの私。
iPhoneの純正レザーケースはあまりに滑るので、手放してしまいました。
そんな私でも、Smart Folioは滑って落とすという経験はありません。

画面や本体が触れる裏地は、マイクロファイバーになっています。
私は「ディープネイビー」を選んだので、それほど汚れは目立ちません。
白系の色を選ぶと汚れが結構目立つ、というレビューもあるので、色のチョイスは気をつけた方がいいですね。
結論:高い質感で満足度が高いケース
iPadのケースは色々な種類が発売されていますが、Smart Folioは保護性能は高くないですし、文字入力はできません。
しかし、Smart Folioは非常に軽快・高い質感で満足度の高いケースです。
「大切な端末には、大切にできるケースが欲しい」という方にはピッタリかと思います。

どうしてもキーボードが使いたい!という方は、外付けのキーボードを使う方法がオススメです。
過去に記事を書いておりますので、そちらもぜひご覧ください。