画面の端の形状がわずかに違うことで、一部のiPhone 8用保護ガラスが「浮く」という問題が発生していたiPhone SE(第2世代)。機種自体には非常に満足していたんですが、画面保護には非常に苦慮することになりました。
最終的には「保護ガラス」は諦めて、エレコムの樹脂製の「保護フィルム」を貼ることで、一応の解決をみました。エレコムの保護フィルムは以前レビューを書いておりますので、そちらもぜひ。
過去記事:iPhone SE (第2世代) で”浮かなかった”エレコムの保護フィルム 長期レビュー
ところが「保護フィルム」の弱点は「キズがつきやすい」ということ。私も約9ヶ月使用してたところ、画面の目立つ場所にキズがついてしまいました。
「保護フィルム」を再度購入してもよかったのですが、iPhone SE(第2世代)からしばらく経ち、各社から「iPhone SE(第2世代)」対応版の保護ガラスがリリースされていました。そこで、今回はAmazonで評価の高い「NIMASO」の保護ガラスを試してみました。


ドライ/ウェットのクロスに、ほこりとりシールなど、必要なものは一通り揃っています。保護ガラスが2枚入っていること、貼り付けガイド用の枠が付属しており、ポイント高いですね(この点エレコムさん、ぜひお願いします)。

両サイドの「浮き」は全くありません。写真では画面の下部分が「ほーんの少し」浮いている印象ですが、実物はほとんど「浮き」は感じませんでした。
気をつけて欲しいのは「製品の型番」です。というのも、私は以前NIMASOの保護ガラスを試したときに「端が浮く」という現象に遭遇したからです。
「浮いた」のは「N131AMV-Q-XJ」という型番のものです。iPhone 8が発売された頃に、発売された保護ガラスのようです。
そして今回試した「ほぼ浮かなかった」ガラスは「NB004-Q」という型番のものです。

↑こちらはiPhone SE(第2世代)発売以降に、発売された保護ガラスのようです。iPhone SE(第2世代)を利用されている方は、こちらの型番の方がオススメできます。
ただし、Amazonのレビューではこのガラスでも「浮いた」という報告もいくつかされています。個体差によっては「端が浮く」こともありそうです。私の場合、初めは少しガラスに浮きが見られましたが、クリーニングクロスで軽く押し出すと浮きは無くなりました。
なかなか一筋縄ではいかないiPhone SE(第2世代)の保護ガラス問題ですが、少しでも参考になればと思います。
追記:長期使用して感じた「ホコリの付着」
Amazonのレビューでも触れられていますが、使用しているうちに、ガラスのヘリにホコリが付着するようになってきました。

これはおそらく、iPhone SE (第2世代)でも縁が浮かないように、粘着層を厚くしているためと思われます。縁は浮かなくなりますが、粘着層にホコリがついてしまうようです。遠目では気になりませんが、気になる方は注意してください。
もっとも、縁が浮いてしまうとその隙間からガッツリとホコリが入ってくるので、私は縁が浮いてしまうよりはよっぽどマシ、と思っています。
ホコリが気になる方は、エレコムの「保護フィルム」の方がオススメです。エレコムの保護フィルムは以前レビューしておりますので、そちらの記事もご覧ください。