NEC Wi-Fiルーター Aterm WG1200HP4レビュー。HP2から乗り換えで激しく快適に

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休日昼間や平日夜間の光インターネットがとにかく遅い我が家。ひどい時には5Mbpsを切ることもあり、困っていました。

結論:最新のWi-FiルーターAterm WG1200HP4なら、インターネットの速度が「安定して速い」です。

私はこれまで4年前に購入した「NEC Aterm WG-1200HP2」を使用していましたが、「HP4」の進化にとても満足しています。

旧機種を使用していて、新機種を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

私がNECのWi-Fiルーターを愛用するワケ

私はかれこれたくさんのWi-Fiルーターを購入してきました。

  • Buffalo 2台
  • Apple AirMac Express
  • NEC 3台(今回のHP4を含む)

Buffaloのルーターは主に離れて暮らす実家の両親用です。

自分用としてはAppleの「AirMac Express」がMacやiPhoneとあわせて使いやすかったのですが、AppleがWi-Fiルーター市場を撤退して以降は、NECの製品を使用しています。

NECのWi-Fiルーター個人的な印象
  • ⭕️ 操作感が慣れているので、私には使いやすい
  • ⭕️ とにかく動作が安定している
  • ❌ 管理画面はお世辞にも初心者向きとはいえない複雑さ
  • ❌ 同じ機能の他社製品と比べると、若干お高め

「Wi-Fiルーターは初めてで不慣れ」なんて方にはちょっと勧めにくいですが、操作感に慣れてしまえば動作が安定して信頼できるルーターです。

インフラ機器なので「安定」は特に大事にしたいところです。

WG-1200HP2→HP4で進化したポイント

WPA3対応

従来Wi-Fiの暗号化に用いられてきた「WPA2」ですが、発見された脆弱性を解決したのが「WPA3」です。

WPA3自体にも脆弱性が発見されているため「絶対大丈夫」ということはありませんが、WPA2よりはガードされていると考えて良さそう。

HP2では対応していなかった「WP3」ですが、HP4ではサポートされています。

iPhoneならば11シリーズ以降でサポートされていて、私の持っている「iPhone SE (第2世代)」もWPA3がサポートされています。

IPv6(IPoE)対応

HP2では「IPv6ブリッジ機能」を搭載していますが、これで通信速度が安定する、というわけでもないようです。ちなみに「IPv6(IPoE)」には非対応です。

「IPv6で接続すると」インターネットの通信速度が安定するといわれることがありますが、厳密には「IPv6 IPoE方式で接続すると」が正解です。IPアドレスのバージョンであるIPv6、接続方式であるIPoEとは直接関係はありませんので、混同しないようにしましょう。

NTTコミュニケーションズ「IPoE接続とPPPoE接続との違い」より引用

HP4では「IPv6(IPoE)」に対応しているので「IPv6でインターネットの通信速度が安定する」効果が期待できるワケです。

加えて、HP4では「IPv6ファイアウォール機能」にも対応しているので、セキュリティ的にもより進化した機種になっています。

ネット回線の「最高速度」は変わらない

HP2もHP4も、最上位の規格は「Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)」にとどまり、新しい規格の「Wi-Fi 6」には対応していません。

無線LANの規格値も「867Mbps」と同じです。むしろ期待しているのは「最高速度」ではなくて、「常に安定した速度を出し続ける」という点です。

我が家は集合住宅で各世帯で回線を分け合っていること、オンラインゲームをしないこともあり、あまり「最高速度」を求めてもしょうがないかなと思っています。

実際使用した感想「全ての時間帯で安定して速い」

実際にWG1200HP4を使用してみました。設定はもちろんIPv6(IPoE)です。

休日昼間や平日夜間は5Mbpsを切ることもあった通信速度ですが、時間帯を問わず概ね300Mbpsの速度出ていることが確認できました。

Wi-Fiルーターの最大速度としてはまだ余裕がありますし、通信速度が安定しているという点で、非常に満足できる買い替えになりました。

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