子育て家庭は「出費が多いかかる」んですが、「家にいることが多い(Wi-Fiが使える可能性大)」ことから、実は大手キャリアよりも格安スマホにすれば生活費をグッと抑えることができるんです。
私はいろいろな格安スマホ業社を使ってみて、料金だけではない様々なメリット・デメリットがあると感じました。この記事では、実際の使用感を中心にまとめました。
それぞれのキャリアに特徴があるのですが、「正直選ぶのが面倒くさい」という方は、データもそこそこ使えて通話もお得なUQ mobileが無難なチョイスです。最安ではありませんが、大手キャリアから乗り換えて大きなデメリットがないのがオススメできる理由です。
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「いや、もっと自分に合う携帯キャリアを見つけたい」という方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
この記事に登場する通信キャリアまとめ
メリット | デメリット | |
IIJmio | 老舗の技術力 | 通信速度は 遅め |
mineo | パケット放題 Plusがお得 | 料金は やや高め |
イオン モバイル | イオン店舗で サポートあり | 店舗のみ可能な 手続きあり |
日本通信 | 料金が 最安級 | 通信速度は 遅め |
LINEMO | 安定・高速な 通信 | 着信お知らせは 有料 |
UQ mobile | auショップ サポートあり | 料金が割高 |
今回いろいろなキャリアを紹介していますが、大きな特徴があるのは「mineo」と「日本通信」です。
- パケット放題Plusを利用したい →mineo
- とにかく料金を安く抑えたい →日本通信
また、他社と比べて料金が割高なことがデメリットなUQ mobile(もっとも、大手キャリアから比較すれば大幅に安いです)ですが、ショップのサポートがあり、通信も安定・高速です。
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それ以外のキャリアの特徴については、順に紹介していきます。
技術力に定評「IIJmio」
格安SIM界隈でも老舗なのが「IIJmio」です。
デメリット:やはり気になる回線速度
IIJmioは、docomoやauなどの大手キャリアからMVNOとして回線を「借りている」立場です。
借りているという立場なのか、各種スピードテストの結果を見る限り、MVNO各社は回線速度が制限されるようです。
参考:価格.comマガジン「【2022年7月】格安SIM人気12回線の通信速度を比較 速い/遅いMVNOは?」
私が出先でIIJmioを使用していても、使えないレベルではないものの、平日の正午ごろや夕方は「あきらかに速度が遅い」と感じます。
メリット:技術力には定評
老舗のMVNOであるIIJmioは技術力には定評があります。「新しい技術にいち早く触れたい」という方には、有力な選択肢です。
eSIM対応などもその一つ。スマートフォンを使う際に差し込む「物理的なSIMカード」ではなく、カードを挿入しない「eSIM」にいち早く対応したのがIIJmioです。
IIJmioギガプラン(データeSIM)は「440円で2GB通信」できるので、普段利用しているキャリアで少しデータ通信量が足りない、という場合に便利です。
一方で「IIJmioのeSIM」は緊急地震速報が受信できない可能性が公式からアナウンスされています。メインの通信キャリアをSIMカードで利用して、IIJmioのeSIMは補助的な使い方をするのがいいと思います。
もっとも、こんなネタが話題になるのは「IIJmioが最新のサービスに対応しているから」とも言えます。IIJmioはAmazonなどで販売しているエントリーパッケージを使えばお得に契約できますので、ぜひ利用してください。
個性重視の「mineo」
何かと安さだけが比較されがちな格安スマホですが、「個性」で勝負するのが「mineo」です。
mineoは私にとって思い入れのある通信キャリア。グランフロント大阪にオープンしたアンテナショップに、オープン直後に行ってわざわざ契約したりしました。
デメリット:料金がやや高め、ややこしい
mineoは正直なところメチャクチャ価格が安い通信会社ではありません。
マイピタ音声タイプの場合「1GB 1,298円」ですが、IIJmio ギガプラン音声タイプの場合「2GB 850円」なので、やはり少し割高な印象です。
その他にも
- 「eoID」「マイネ王アカウント」など、複数アカウントの管理が手間
- 大事なお知らせは「mineo.jp」のアドレスに届く
- 昼間の時間帯は通信速度が遅くなる印象
と、全般的に「ややこしい」というのが印象です。
メリット:パケット放題Plusがお得
「ネットも動画もデータ通信が使い放題(最大1.5Mbps)」という非常に熱いサービスが、mineoの最大のメリットです。テキストや画像中心で、動画はそれほど見ないようであれば、有力な選択肢です。
「ネットも動画もデータ通信が使い放題(最大1.5Mbps)」を利用するには色々なプランの組み合わせがあるのですが、個人的に有力な選択肢は以下の表のような組み合わせです。
プラン | 料金 |
マイピタ データ通信のみ (5GB・オプション込み) | 1,650円 |
マイピタ データ通信のみ (10GB・自動付帯) | 1,705円 |
マイピタ データ通信のみ (20GB・自動付帯) | 1,925円 |
マイそく (音声通話可) スタンダード (平日12時台は制限) | 990円 |
その中でも「マイピタ 10GB」が、一番制限なくコスパのいい組み合わせに思えます。
パケット放題Plus以外にもメリットがあり
- 「フリータンク」(ユーザー同士で余った通信量を分け合う)が使える
- docomo、au、SoftBank、3キャリアのSIMが使える
- 運営会社であるオプテージは関西電力グループの安心感
といった特徴があります。
とにかく「個性的」なmineo。mineoでもAmazonなどからエントリーパッケージが購入できます。mineoがお得に契約できるので、ぜひ利用してください。
良くも悪くも店舗次第「イオンモバイル」
業界でも「最安値圏」でスマホを使えるのが「イオンモバイル」です。データ専用プランなら1GBで月額528円(税込)で利用できます。
イオンモバイルは、多くのイオンのお店に設置されており、「店舗のサポートを受けられる」というのが大きなメリットです。
一方で、支払い方法の変更など店舗でしか受け付けていない手続きがあります。近所にイオンモバイルの店舗があるかどうかで、大きく評価が分かれる格安スマホです。
安さを追求するなら「日本通信」
安さを追求するなら「日本通信」です。アプリも超シンプルで、とにかくコストにこだわりたい方向けになります。
日本通信でとにかくお得なのが「290円で月1GB通信、通話料は30秒11円と大手キャリアの半額」という「合理的シンプル290プラン」です。
安さが魅力の日本通信ですが、他の格安スマホで見られるような「お得なエントリーパッケージ」というものがありません。
Amazonや楽天で「スターターパック」が販売されていますが、結局こちらも3,000円前後かかるので、あまりお得度は大きくありません。
月額費用は安いので、比較的長く使う方におすすめの通信会社になります。
格安スマホの脅威「LINEMO」
LINEMOはSoftBankが提供するオンライン専用ブランドです。
デメリット:店舗サポートなし、着信お知らせは有料
LINEMOの最大のデメリットは、店舗・電話サポートは一切受けられない点です。
オンライン専用ブランドであるLINEMOが店舗サポートを受けられないのは知られていますが、電話サポートもない点も併せて注意してください。
また、個人的に結構大きいのが「着信お知らせ」が有料であることです。
これは圏外であったり電源OFF時にあった着信を、圏内に入ってからSMSで教えてくれるサービスです。povoは無料でこのサービスがついてくるので、残念なところです。
私は割とiPhoneの電源をOFFにする機会があるので、着信お知らせが有料なのは、かなり不便に思っています。
メリット:使ってわかる快適な通信
LINEMOをしばらく使って率直な印象は「通信が快適」ということでした。
私はiPhone 3GS(2008年)の頃にSoftBank回線を利用していましたが、docomo系の格安スマホと比べて電波の入りがあまりに悪かった印象があります。
その後着実にエリア改善を続けてきたのでしょう、SoftBank回線を利用するLINEMOも非常に電波は良好です。初期のiPhoneのSoftBank回線にガッカリした方も、ぜひ現在のSoftBank回線を見直してもらいたいです。
また、個人的にはKDDI回線に「パケ詰まり」を感じています。「通信がワンテンポ遅れる」ということがちょいちょい気になっていました。
他の方でも、KDDI回線のパケ詰まりを指摘する声はありました。
私の生活圏内に限りますが、LINEMOの場合パケ詰まりはありませんでした。非常に快適な通信ができています。
子育て家庭にオススメの格安スマホ。迷った時は
「何かと出費が多い」「家にいることが多い」子育て家庭には、格安スマホが比較的よく合うと思っています。
色々と特徴をお伝えしてきましたが、「そこそこ使えて、まあまあ安ければいい!」という方には「UQ mobile」をオススメします。ぜひ一度公式ページを見てみてください。
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