私は2年以上もiPhone SE(第2世代)を愛用してきましたが、最近になってバッテリーの不具合や操作を受け付けないなどの問題が発生し、ついに新機種へ乗り換えを決意しました。
そこで選んだのは、「不人気」とされる「iPhone 13 mini」です。
結論:コンパクトなサイズ感・快適な性能にメチャクチャ満足しています
iPhone 12 miniは発表当時、「待ち望んでいたコンパクトサイズのiPhoneだ!」と話題になりましたが、iPhone 13 miniが発売されてもminiシリーズの売り上げは伸びず、14シリーズではminiは廃止されてしまいました。
このような状況の中、私があえてiPhone 13 miniへ乗り換えてみた感想をお届けします。
iPhone SE(第2世代)とiPhone 13 miniの比較表
13 miniに変えて感じたのは「小さく軽くなったのに、画面は大きい」ということです。
主なスペックを以下に比較してみました。
iPhone SE (第2世代) 128 GB | iPhone 13 mini 128GB | |
価格(税込) | 54,780円 発売当時 | 92,800円 *23/4/2時点 |
ディスプレイ | 4.7インチ | 5.4インチ |
チップ | A13 Bionic | A15 Bionic |
認証システム | Touch ID | Face ID |
重量 | 148g | 140g |
価格面でみると
iPhone 13 miniの価格はiPhone SE (第2世代)の2倍近くまで値上がりしました。比較的安価なminiシリーズとはいえ、この値上げは非常に厳しいです。
私はiPhone 13 miniを「楽天スーパーセール」を利用して購入しました。結局、20,000円近くお得に買うことができました。

確かに高価になったiPhoneですが、セールを活用するのが現状オススメです。
性能面でみると
購入時にはサクサクだったiPhone SE (第2世代)のA13 Bionicチップ。買い換える直前まで、特に動作速度に不満はありませんでした。
しかし、実際iPhone 13 miniに買い替えてみると、動作のサクサク具合にビックリ。A15 Bionicチップ恐るべしです。
個人的にはSafariやTwitterといった標準的なアプリで、特に動作のなめらかさを感じました。
意外とイイ「Face ID」
iPhone SE (第2世代)に搭載されている指紋認証「Touch ID」は、外出先でのロック解除からキャッシュレス決済まで、サッとできる便利な機能でした。
マスクを装着するシーンがまだまだ多い昨今の社会情勢から、Face IDの認証精度は気になっていました。
しかし、実際Face IDを使用してみると、コツさえつかめばマスク装着時も認証解除できることがわかりました。少し画面の下を向くのがミソですね。
また、薄暗い部屋でもFace IDがしっかり使えるのにはビックリしました。もちろん明るい部屋では非常に認証が早いです。
初めは懸念していたこともありましたが、すぐにFace IDに慣れ、生活にフィットするようになりましたね。
iPhone 13 miniに選んだケース・保護フィルム
保護フィルムは「Simplism」
このフィルムには「貼るピタZ」という独自のシステムがあり、ズレることなくピッタリと貼ることができます。
貼り付け直後には気泡が少し残りますが、一日経てば気泡は無くなりました。
iPhone SE (第2世代)のように画面の端が丸まっておらず、iPhone 13 miniの画面は真っ平らなガラスになっています。
万が一子どもがぶつけても端からガラスが割れないように、今回は端に樹脂フレームがあるタイプを選びました。
貼り付けてしまえばフレームは全く目立ちません。

ケースにはパワーサポートの「エアージャケット」
私は以前、iPhone 5や6Sの時に「エアージャケット」というケースを愛用していましたが、ケース自体が割れてしまうことが多かったため、SE (第2世代)ではApple純正のシリコンケースを使っていました。
エアージャケットはポリカーボネートを素材に使用していたのですが、最近はトライタンという、より衝撃に強い素材が使われるように改良されました。そこで、久しぶりにエアージャケットを使ってみることにしました。
エアージャケットは相変わらずピッタリしていて質感もよく、満足度は高いです。
かつて使用していたのは、滑りにくいのにiPhone本体の色味も活かせる「クリアマット」という色だったのですが、13 mini向けには用意されていないため、「スモークマット」を選びました。
スターライトの本体にこのケースを装着すると、上品なグレーになるので、これはこれで気に入っています。

ケースには「粘着シートタイプのMOFT」をプラス
MOFTはMagsafe版も考えたのですが、多くのレビューで「横にズレるとすぐに取れる」という声があったため、iPhone本体の落下を防止するために粘着シートタイプを選びました。
このケースは、スマホスタンドとしても、落下防止リング代わりにも、非常に便利で満足しています。ただ、背面にあるリンゴマークが隠れてしまうのが、唯一の残念ポイントです。

まとめ:SE(第2世代)ユーザーに、13 miniは快適
iPhone SE(第2世代)は「ほどほどスペックで安価」と言う、発売当時のニーズにマッチした端末でした。
価格にさえ目をつぶれば、高性能なのにコンパクトというiPhone 13 miniは非常に魅力的で満足できる一台です。価格面はセールの活用などで乗り切りたいところ。
後継機種が発売される見込みがないのは懸念点ですが、昨今の大型スマホがしっくりこない方へ、ぜひオススメしたい一台です。