Apple

15年来のAppleユーザーは語る。iPad Pro 2021でもPC代わりにならないワケ。

MacBookやMac miniに搭載されている「M1チップ」を搭載した、新型iPad Proが発表されました。

もはや「iPadの形をしたPC」と言える、ハイスペックなマシンです。

https://japanese.engadget.com/m1-ipad-pro-180326753.html

春の新生活シーズンと言うことで「PCの代わりにiPad」の購入を検討されている方もいるのでは。

しかし、15年来のAppleユーザーである私は「iPadはPCの代わりにならない!」と言いたいのです。

iPadのデメリット

iPadのデメリットは「汎用性の低さ」、つまりはPCと比べて「いろいろできない」ということです。

PCをこれから買おうと言う方の多くは、「PCで何をするか」明確にでないことが多かったりしないでしょうか。

例えば、大学での新生活に向けて「とりあえずPC」を買ってみた場合を考えてみます。

授業が始まると授業専用のソフトを使ったり、大学のイベントで画像編集や動画編集を頼まれたり…。

PCを買った当初では、想像できない作業をPCでやる、と言うことは割とあります。

iPadに搭載されている「iPadOS」は、iPhoneに搭載されている「iOS」から派生したもの。基本的には「簡易版のOS」と考えた方がいいでしょう。

iPadOSで使用できるアプリも基本的には簡易版という位置付けです。

そうすると、PC専用ソフトがインストールできなかったり、画像編集や動画編集のソフトでも機能に制約が出てきます。

画像編集や動画編集で定番なのがAdobeのソフト。これらも、iPadOSではフル機能を使えず、フル機能を使うなら、PCかMacが必要です。

また、iPadOSからは高いレベルで外付けキーボードやマウスに対応するようになりました。

しかし、多ボタンマウスを本格的にカスタマイズして作業を効率化、みたいなことは、対応していません。

外付けデバイスをフル活用できないのも、iPadのデメリットになります。

したがって、どれだけiPad Pro 2021がハードウェア的に進化しても、OSがiPadOSである以上色々と制約が多くなってしまうんです。

Macが必ずしもオススメでもない

私は15年来のAppleユーザーで、かつMacユーザーです。

ではあるんですが、全ての人にMacが断然オススメかというと、そうでもありません。

iPad Pro 2021と同じ「M1チップ」が搭載されたMacBook Airは、非常に性能が高いのにお求めやすく、初めてのMacには最適です。

しかし、学校や仕事で使うような専門のソフトの中には「Windowsのみ対応」というものが少なからず存在します。

そうすると、文句なしに「M1 MacBook Airがオススメ!」と言えなくなってきます。

次のような方は、Macがかなりオススメできます。

  • 学校の指導教官の先生がMacを使っている
  • 身近にMacのことを相談できる先輩・友人がいる

これ以外の場合は、正直Windows PCを買っておいた方が、後悔が少ないと思います。

Windows PCのオススメは?

Macと違い、WindowsのPCはさまざまなメーカーから、さまざまな価格帯のものが発売されています。

家電量販店に行っても、迷うばかりですね。

私としては、Windowsを作っているMicrosoftのPC「Surface Laptop Go」がオススメ。

MicrosoftのPCですからWindowsとの相性はもちろん、ハードとしての質感の高さがいいですね。この辺りはMacをかなり意識しているのでしょう。

iPad Proは「プロ向けの最高のサブ機」

iPad ProをPC代わりに、と検討されている方もいるかもしれませんが、PCが欲しいなら素直にWindows PCを買っておいた方が幸せ、と言うことを私は主張したいです。

一方で、すでにMacをプロ向け用途で活用していて、出先でも気軽に使えるサブ端末が欲しい、と言う場合にはiPad Proは最適だと思います。

Macでやっていた画像編集・動画編集などの作業を、iPad Proで続きをササっとやる、みたいなイメージですね。

ネットサーフィンをしたり、YouTube・電子書籍・写真を見たりするような「ビューアー」が中心の目的なら、iPad Airや無印iPadでも十分幸せになれます。

機種の選択肢が広がった分、自分なりの用途をある程度想定することが、最適な一台を選ぶ近道です。