特にIT系の仕事はしていない私ですが、興味本位で国家資格である「情報処理技術者試験」にチャレンジしています。
子育て中でなかなか満足いく勉強時間が確保できない中、ITスキルレベル3(最大 7)に当たる「応用情報技術者」に合格することができました。勉強の基本はとにかく過去問を解きまくることですね。
私のこれまでの情報処理技術者試験を受けた経歴や、応用情報技術者試験の勉強法をシェアしますので
- ITの知識がないのに、情報処理技術者試験を受けるハメに
- とにかく勉強の時間がない
という方はぜひ参考にしてください。
2016年 ITパスポート
私が初めて受けた情報処理技術者試験は「ITパスポート(スキルレベル1)」でした。
IT系の仕事ではない方も、ガジェット好きであればそれほど勉強時間は必要ない印象でした。
私がITパスポート試験で利用したのが「キタミ式」です。イラストがかわいくて、しかもわかりやすい参考書です。

正直勉強するというよりも、趣味の延長で楽しみながら学ぶことができました。
ITパスポートにアッサリ合格したことで自分のレベルを勘違いし、次の基本情報技術者で手痛いしっぺ返しを食らうことになります。
2017年 基本情報技術者
スキルレベル2にあたる「基本情報技術者」。実は一度落ちました。
ITパスポート試験の時と同様に、キタミ式をパラパラと見てからチャレンジしたのですが、見事玉砕。

特に午後試験では「ソフトウェア開発」など実務経験の有無が結構影響してきます。非IT系の私にとっては「問題がピンとこない」という状況でした。
そこで2回目の受験では基本情報技術者試験ドットコムでとにかく過去問を解きまくりました。過去問解きまくりは、応用情報技術者試験でもかなり有効でした。
2回目の受験で基本情報技術者に合格したわけですが、勉強がちょっと大変だったので、正直ここで止めようと思っていました。
しかし、そこであるドラマを観たことをキッカケに、さらに上の資格を目指すことになります。

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主人公の平匡さんは、以下の資格を持っているシーンがあります。
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- データベーススペシャリスト
スキルレベル4のデータベーススペシャリストはともかく、スキルレベル3の「応用情報技術者」なら頑張ればイケるのではないか…、とまたもや勘違い。合格を目指すことにしました。
2022年 応用情報技術者
基本情報技術者の合格後に子どもが二人生まれ、とにかく時間がない日々を過ごしていました。
このままでは基本情報技術者で覚えたことすら忘れてしまう…。そこで、子供の寝かしつけ時間や通勤のちょっとした合間に応用情報技術者試験ドットコムで、とにかく過去問にトライし続けました。
応用情報技術者試験ドットコムでの総学習問題数は9,150問でした。もっと要領よく勉強されている方もいますが、私はとにかくまとまった勉強時間が取れなかったので、解いた問題数で勝負していました。
また、今回は「キタミ式」は使わずに、定評のあるTACのテキストで体系的な知識を得るように心がけました。応用情報技術者試験の午後は記述式の試験なので、体型的な知識がないと回答できないように感じました。

受験会場は、同じ県内であるにも関わらず片道2時間もかかる残念な試験会場でした。が、そんな逆境にもめげず、なんとか試験を乗り切りました。

結果としては、午前はだいぶ余裕があったものの、午後は合格圏内(60点以上)ギリギリ。それでも合格は合格です。
午後は計5問を選択して回答します。試験終了15分前まで、別の選択問題を解こうとしていたのですが「どうもアカン気がする」と、サッと切り替えたことでギリギリ合格圏内に滑り込むことができました。
午後の選択問題はある程度分野を絞って勉強するべきかと思いますが、自分の勉強した分野がハズレなこともあります。必要最小限の5分野ではなく、7分野程度は勉強しておいた方がいいです。午前試験の対策にもなりますからね。
まとめ:応用情報技術者試験は「過去問」+「体系的知識」
今回私が職務経験無し、子育て中でまとまった勉強時間無し、といった中で応用情報技術者試験に合格できたのは、
- 応用情報技術者試験ドットコムで過去問を解きまくる
- TACのテキストで体系的な知識を得る
というのが大きなポイントでした。
「時間がない中時間をつくる」という割と力技的な解決方法でしたが、「どうしても応用情報技術者試験に受かる必要がある」という方の参考になれば幸いです。
そして、子育て中であるにも関わらず、受験に協力してくれた家族には、本当に感謝しています。

また、今回「TAC」の参考書が非常に役立ちました。私は趣味の一環なので独学でやりましたが、
- 一から体系的な知識を身につけたい
- 一人だとどうしても不安
- 仕事の都合上、どうしても合格する必要がある
という方は通学と言う手もオススメです。参考書でもお世話になったTACさんは以下のリンクからぜひ。