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home 5G、SoftBank Air、Speed Wi-Fi HOME 5Gを比較。「ホームルーター」に惹かれるハナシ

「docomo版SoftBank Air」とも称される「docomo home 5G」が発表されました。

ホームルーターはNTT東西の「フレッツ光」と重複するため、docomoは手を出さないのでは、と言われていましたが、ついにリリースされました。

私も「配線不要」と言う点が非常に気になっています。今回は各社の製品を比較しながら「ホームルーター」について語ってみます。

ホームルーターの魅力は「配線不要」

ホームルーターは「置き型のポケットWi-Fi」のような機器です。

携帯電話ネットワークに接続して、PCやスマートフォンなど複数の機器でインターネットを利用できるようにする機器です。

「ポケットWi-Fi」とは異なり、部屋へ置く事が前提のため、サイズが大きめ。一方で電波が安定している傾向にあり、「固定回線」の代わりに使われます。

ホームルーターは工事不要のため、設置すればすぐにインターネットを利用する事ができます。

工事不要、つまり壁から光ケーブルなどの配線が不要、と言うメリットもあります。イタズラざんまいの我が子の様子を見ると、配線が少ないのは非常に注目しています。

配線が不要で部屋のどこでも動かせる一方で、登録した住所で使用しないといけない製品もあります

docomo、au、SoftBankのホームルーターを比較

各社のホームルーターを比較してみました。

home 5G
HR01
Speed Wi-Fi
HOME 5G L11
SoftBank Air
ターミナル4
月額
料金
4,950円6,558円
*プラスエリア
モード
5,368円
無線LAN規格WiFi 4/5/6WiFi 4/5/6WiFi 4/5
月間データ
容量
無制限(?)15GB無制限(?)
対応
ネットワーク
docomo
5G / 4G (LTE)
au 5G/ 4G LTE
WiMAX 2+
(2.5GHz)
AXGP
(2.5GHz)
TDD-LTE
(3.5GHz)
FDD-LTE
(2.1GHz)
最大通信速度下り 4.2Gbps
上り 218Mbps
下り 2.7Gbps
上り 183Mbps
下り 962Mbps
auの場合は「プラスエリアモード」オプション適用時、2年契約なしで計算しています

こうして比較してみると、価格・対応ネットワークで見ても、docomoの「home 5G」が非常に魅力的なサービスに仕上がっています。

価格

価格はdocomoの4,950円が最安です。

auの場合「プラスエリアモード(au 5G/ 4G LTE)」に接続しない場合は1,100円安くなります(5,458円)が、それでもdocomoに優位性があります。

SoftBankはauよりも安いですが、SoftBank 4G/5Gネットワークが使用できないデメリットを抑えておく必要があります。

対応ネットワーク

docomoのhome 5Gが驚きなのは、「docomoの高品質な5G/4G(LTE)ネットワーク」が使用できる点です。

と言うのも、WiMAX 2+であれ、SoftBank Airの利用するネットワークであれ、プラチナバンド(700〜900MHz帯)ではないからです。

プラチナバンドは、電波が遠くまで届きやすかったり、室内に電波が入りやすいのが特徴。逆に言えば、プラチナバンドでない場合「室内で電波が入りにくい」といった現象が起こりやすくなります。

つまり、「プラスエリアモードなしのau」や「SoftBank Air」は、室内で使用するにもかかわらず「室内で入りにくい電波」を使う状況になってしまうのです。

docomoの4g(LTE)はプラチナバンドも含まれますので、室内でも安定した通信が期待できる、と言うわけです。

月間データ容量には注意が必要

auでは月間のデータ容量に15GB制限がある一方、docomoとSoftBankは注釈付きで「無制限」としています。両者の注釈を比較してみましょう。

まずはdocomoから。

ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。

NTTドコモホームページ「home 5G」より引用

続いてSoftBankです。

サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
・ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
・特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

ソフトバンクホームページ「SoftBank Air(ソフトバンクエアー) の速度制限などについて」より引用

どちらの場合も「どうとでもとれる」表現なので、大量のデータを送受信する場合には注意が必要でしょう。

例えば、オンラインゲームや高画質動画などは通信量が多いです。存分に楽しみたい場合は、まだまだ光回線の方が良さそうです。

また、意外と注意したいのが「OSのアップデート」。それほどインターネットをヘビーに使わない、と言う方も、ほぼ必ず行う操作ですが、これが数GBのデータ受信が必要になることも。

普段のデータ通信量がある程度把握できる、と言う方でないと使いこなしは難しいかもしれません。

home 5Gは魅力的だが、少し様子を見たいサービス

docomoから発表された「home 5G」は、「配線不要」「安定した通信」が非常に魅力的です。

しかし、完全にデータ使い放題というわけでもなく、日常づかいにはサービス開始後の様子を見守りたいのが正直なところです。

また、au・SoftBankのホームルーターについては「電波が入れば」便利なサービスですが、「人を選ぶ」と言うのが現状です。

安定して大量のデータ通信を楽しみたい場合には、現状光回線一択です。が、少しずつ潮目が変わりつつもあるようで、home 5Gには期待したいところでもありますね。