Appleユーザーの私ですが、Android派だったおばあちゃん。
機種の選定をお願いされた私は、「Samsung Galaxy A30」をチョイスしました。
- 老眼にも嬉しい大画面
- 孫の写真もキレイ、有機ELディスプレイ
- カンタンなゲームならカクつかない、そこそこスペック
- 水回りの家事でも安心の防水
A30を選んだ直後に、より安価な「A20」が発売されガックリ…、なんてこともありましたが、機種には総じて満足しています。
一方で、購入から2年が経ち、機種変先を考える時期になりました。
しかし、Galaxy A30のような絶妙なスペックの機種がなかなかないんです。
今回はそんな「Galaxy A30」に関するお話です。
Appleユーザーが選ぶAndroid端末の基準
私は根っからのAppleユーザーなのですが、私以外の家族はAndroid派です。
「機種変更がしたい」という家族から、機種の選定を頼まれた私。
我が家のITサポート担当として、色々とAndroid端末を検討してみました。
検討を始めて気づいたのは、おばあちゃん世代は割とスマホをヘビーユースする、ということ。
- LINEで家族、友達とメッセージ、ビデオ通話をする
- 孫の写真や動画を見たり撮ったり。しかも結構画質は気になる
- 時間は割とあるので、ゲームも結構な時間プレイする
すっかり毎日スマホが手放せない状況になっています。
おばあちゃんのスマホはエントリー機種で十分でしょ…
なんて最初は思っていましたが、毎日使うスマホにプチストレスを抱えるのも辛いもの。
そこで、「ミドルスペック」の端末を選択することにしました。
ジョブズがいい顔をしなかった「Galaxy」をチョイス
機種を選ぶ当時は、
- Huawei P20 Lite
- SHARP AQOS Sense 3
- Samsung Galaxy A30
が選択肢になりました。
Apple信者の自分としては、スティーブ・ジョブズがいい顔をしなかったSamsung「Galaxy」を選択することに、若干の躊躇もなかったわけでもありません。
しかし、最終的に各機種を実際触れてみて思ったのは、Galaxyのハード・ソフトの完成度、結構ええやん…、ということでした。
さすがは、世界でトップクラスの売り上げを誇るスマートフォンのシリーズです。
「ディスプレイ」が良かったGalaxy A30
Galaxy A30の最大の魅力は「美しいディスプレイ」をミドルスペックの価格で入手できるということだと思います。
iPhoneを含めた競合他社の同価格帯の端末は、大概ディスプレイが「液晶」です。
その中で、Galaxy A30は有機ELディスプレイを搭載。
液晶に見慣れた私にとっては、目を見張るものがあるディスプレイでした。
「おサイフケータイ」や「防水機能」はあったらあったで便利なんですが、人によっては使わないこともあります。
ところがスマホを使用している限り、ディスプレイは必ず見るわけです。
ディスプレイの品質は端末の満足度に直結するんだなと実感しました。
A20に居場所を奪われたGalaxy A30
この価格帯でGalaxyを利用できる!ということで颯爽と登場したGalaxy A30。
しかし一番悲しかった出来事は、Galaxy A30の販売直後に、より安価なGalaxy A20が発売されたことですね。
正直、A20の方がコスパはいいなあ…
Galaxy A20は「液晶ディスプレイ」なので、「有機ELの美しいディスプレイ」を買ったと思えばA30でも満足はできます。
ただ、似たようなスペックで更にお買い得な端末を、立て続けにリリースしてくるとは…。これは完全に想定外でした。
パワフルとは言えないチップセット「Exynos 7904」
Galaxy A30には、Samsungのチップセット「Exynos 7904」が搭載されています。
決して貧弱ではないんですが、重たいサイトや重めのゲームをしていると「ちょっと馬力が足りない…」と感じることも。
もっとも、通常のウェブサイトだったり、「ツムツム」のようなゲームであれば、そこまでストレスはありません。
種類が少ない「画面保護フィルム」。オススメはコレ。
iPhoneと比べて、Galaxy A30で悩ましかったのが「アクセサリ」の少なさ。
画面保護フィルムもほとんど選択肢がありませんでした。
私は「レイ・アウト」の保護フィルムをチョイスしましたが、非常に良かったですね。
「ほこり取りフィルムで掃除しながら、位置決めできる」という独自の仕組みのおかげで、非常にキレイに貼れました。

先取りしすぎ?充電器同梱せず
Galaxy A30は何と「充電器・充電ケーブル未同梱」です。
2020年にリリースされたiPhone 12以降、Appleでも充電器は未同梱になっていますが、Galaxyシリーズはこんなところも先取りしていたとは…。
ということで、購入した充電器がこちら。
Galaxy A30は15W充電まで対応しているので、その最大のものを用意しました。
USB Type-CケーブルはそもそもACアダプタから外す用事もないので、ケーブルとコンセントが一体型のものをチョイスしました。


購入した商品のパッケージがこちら。最近のエレコムもオシャレな感じになっていますね。
ケーブルは少し太めで丈夫な印象ですが、取り回しにくいとも言えますね。
悩ましいGalaxy A30の機種変更先
使用して2年が経過し、そろそろ機種変更先を検討する時期になりました。
しかし、絶妙なスペックのGalaxy A30だけに、似た端末がなかなかない、という現実があります。
Galaxy A30 | Galaxy A32 5G | AQUOS sense5G | |
ディスプレイ | 約6.4インチ Super AMOLED | 約6.5インチ TFT液晶 | 約5.8インチ IGZOディスプレイ |
画面解像度 | 2,340×1,080ピクセル | 1,600×720ピクセル | 2,280×1,080 |
バッテリー容量 | 3,900 mAh | 5,000 mAh | 4,570mAh |
本体重量 | 約176 g | 約209 g | 約178g |
実質的な後継機種である「Galaxy A32 5G」は、ディスプレイ性能が大きく抑えられています。
競合機種になる「Sharp AQUOS sense5G」は、性能としては十分ですが、ディスプレイサイズが小さくなってしまいます。
私としては「Galaxy A30」の「大きなディスプレイに、そこそこスペック」というのは非常に満足しています。
それだけに、ぜひ同じコンセプトの後継機種を、というのは是非要望したいところです。