コクヨ エンディングノート長期レビュー。「もしも」の備え・忘備録として活用したい

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突然の病気に自然災害。「もしも」の瞬間は突然やってきます。

結論:「もしも」に備えて、健康で安全なうちから、「エンディングノート」を書いておくと良いです。

私の父も「まさか」の突然の別れがあり、銀行口座・証券口座・保険・公共料金の手続きにずいぶん振り回されました。全て父が自分でやっていたので、誰もわからなければ、記録もなく、非常に大変でした。

そんな私が、9年ほど定期的に書いているのが「エンディングノート」です。

目次

エンディングノートとは?

エンディングノートは、自分の「もしも」の時のために

  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 公共料金の支払い
  • 葬儀の方法
  • 大事な連絡先

などを記入しておくノートです。

もう余命がいくばくか…、という方が書くイメージのある「エンディングノート」ですが、比較的若い人であっても、災害や急な入院などが考えられます

家族などに「医療保険・治療費が入っている銀行口座の手続きをお願いしたい」そんなときに、活躍しそうですね。

普通のノートに書けば、良くない?

大事な情報はクラウドでデータ共有しておく、というのも今どきですね。しかし、電気も不自由な災害時には、何だかんだでアナログな手法が役に立ちそうです。

エンディングノートは極論情報が伝わればいいので、普通のノートに書くという方法も確かにあります。しかし、エンディングノートは「数年~数十年」という長期で運用するもの。紙の劣化が気になるところです。

私はちょっと高いのですが「コクヨ」のエンディングノートを購入しました。購入したのは9年前ですが、作りがしっかりしており、紙も丈夫なので、非常に信頼できる製品です。

実際にエンディングノートを9年運用して感じたこと

書くのは「消せるボールペン」で。書き直しはしょっちゅう。

クレジットカードや保険など、たびたび見直すことがあると思いますので、「エンディングノート」に記入するときには「消せるボールペン」を使用した方がいいです。

私は「フリクション」を使用しています。コクヨの「エンディングノート」の場合、鉛筆だとちょっと書いた跡が薄くなる印象がありました。「フリクション」ならクッキリ・ハッキリした文字で書くことができます。

意外と自分のことは覚えていない

エンディングノートを書き始めてから、親族や自分が結婚したり、子供が産まれたりして環境がガラッと変わりました。親類の連絡先が変わったことは、ノートにまとめて気付くことも。

また、クレジットカードや銀行口座も、自分では十分把握しているつもりが、実際書き始めて「そういえばこんな銀行口座があった」みたいなことに気づきました。

自分自身のことでもこんな調子ですから、いざというとき家族がバタバタするのは目に見えてます。親類の連絡先や利用している金融機関の情報は、定期的に見直してまとめておいた方が、自分のためにも家族のためにも良いですね。

書きたい箇所を、書きたいタイミングで

コクヨのエンディングノートは、書く項目はかなり多岐にわたっています。銀行口座や振り込み一覧に、自分のお葬式の宗派など一度に書こうとすると、相当な時間を要するでしょう。

個人的には「書きたい箇所」を「書きたいタイミング」で、ぼちぼち運用していくことがオススメです。

メインのクレジットカードを変えたタイミングで、クレジットカードのページを更新する、とか。誰かのお葬式に行ったタイミングで、自分のお葬式について考えてみる、とかですね。

えびふらい

うおおお!全部埋めなきゃ!

と、意気込みすぎないのが、挫折しないポイントかもしれません。

まとめ:健康な今こそ、エンディングノートを備えておきたい

「私はまだ健康だから」という方も、自然災害に備えて、自分の記憶の整理に、エンディングノートは非常に有用です。

まだ作ったことがない、という方は、この機会に初めてみてはいかがでしょうか。

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