現代人は誰しも、毎朝歯を磨くと思います。慌ただしい朝を助けてくれるのが「電動歯ブラシ」です。
メジャーどころでは、
- Philips (フィリップス) 「Sonicare (ソニッケアー)」
- BRAUN (ブラウン) 「Oral B (オーラルB)」
- Panasonic (パナソニック) 「Doltz (ドルツ)」
あたりが良く挙げられますね。
一方で、各社が各社をディスりあっているおかげで、私はどれを選んだらいいか、良くわかりませんでした。そこでいっそのこと、3社とも使ってみることにしました。
最終的な決め手は「替えブラシ」のコスパで、パナソニック「ドルツ」を選びました。その顛末を書いていこうと思います。
最初に各社エントリー機のコスパまとめ
本体価格 | 本体重量 | 替ブラシ | 替ブラシ (1本あたり) | |
フィリップス ソニッケアー HX6819/36 | 6,400円 | 100g台 | 4,791円 (5本) | 約954円 |
ブラウン オーラルB DB4510NE | 841円 | 92g | 1,873円 (2本) | 約937円 |
パナソニック ドルツ EW-DM62-W | 5,164円 | 55g | 1,618円 (6本) | 約269円 |
各社のエントリー機で比較すると、パナソニック・ドルツのコスパの高さが目立ちますね。ブラウンのオーラルBに至っては、本体より替ブラシの方が高いという、よくわからない状態になっています。
各社のエントリー機を使用した感想は以下の通りです。
替えブラシが高価「フィリップス ソニッケアー」
「12年連続で日本の歯科医・歯科衛生士の使用率ナンバーワン」というふれこみの「フィリップス ソニッケアー」。プロが選ぶなら、よっぽどハズレはないだろう、と思いはじめに試してみたのがコチラでした。

私の雑な手磨きより、短時間で断然キレイになるのはメリットでした。
しかし、そう思って使い始めて3ヶ月。替えブラシの交換時期になって、別の意味で驚くことになります。

なんと、替えブラシが1本1,000円近くします。
以前はもう少し安かったのですが、じわりじわりと値上げを続けて、こんな値段になってしまいました。
Amazonなどでは安価な互換品も販売されていたりしますので、そちらを利用する手もあります。しかし、口の中に入れるものなので、品質その他が気になってします。長期的にみたコストパフォーマンスは良くないですね。
ヘッドがゴツい「ブラウン オーラルB」
続いて使用したのが「ブラウン オーラルB」です。
ソニッケアーや、後で紹介するドルツは音波水流で洗浄するタイプですが、オーラルBは回転するブラシで磨くタイプです。

ソニッケアーの替えブラシの値段で、オーラルBのエントリーモデルが買えます。やはり、ソニッケアーの替えブラシの高さが目立ちます。オーラルBはエントリーモデルからハイエンドモデルまで、本体・価格のラインナップが幅広いです。この点は「○」ですね。
個人的にイマイチだと思ったのは、グリグリ回転するヘッドが大きいこと。ブラシが回転するためには、どうしても動作するパーツが必要です。そうすると、どうしてもヘッドのサイズが大きくなってしまうのは、しょうがない部分もありますね。
私は歯医者さんに「もっと大きく口を開けてください」としょっちゅう言われます。大きく口を開けるのは、どうやら苦手なようです。そんな私には、オーラルBは不向きだったようです。
行き着いたのは「パナソニック ドルツ」
フィリップス、ブラウンと渡り歩いて、行き着いたのはパナソニック ドルツでした。なんだかんだで、日本メーカーの製品は使いやすかったですね。
その中でも私が選んだ機種は「EW-DM-62」というものです。この機種のメリットは、55 gと非常に軽量である点。
磨く能力については、同じ音波式であるSonicareと遜色ないように個人的には感じました。

また、替えブラシも比較的安価です。歯ブラシは毎日使うもの。軽量で扱いやすく、消耗品がリーズナブルなのは、非常に大きなメリットかと思います。

ドルツ EW-DM-62の「×」としては、充電時間が17時間と長いこと。ただ、この機種はエントリーモデルなので、何でもかんでも求めるのは酷かもしれませんね。上位モデルは1時間で充電できるものもあるので、気になる方はそちらがオススメです。

というわけで、私はパナソニック「ドルツ」を選び非常に満足しています。というお話しでした。