字や言葉が分からなくても、ウチの子どもは絵本が好きです。
今回は、私の子どものリアクションから「年齢別ザ・ベスト」を選んでみました。
子どもへの絵本のプレゼントの際、参考にしてください。
0歳のザ・ベスト「もいもい」
「もいもい」は0歳児に最強の一冊です。
大人である私には、良さが今ひとつピンとこない、不思議な形の「もいもい」。
しかし0歳の赤ちゃんは「ガン見」してしまう魅力があるようです。
この絵本は、東京大学あかちゃんラボの監修。
中途半端な親の直感よりも、学術的な研究に基づいた絵本が、いかに効果があるかということを教えられました。
私は通常版を買ったんですが、子どもがあまりに勢いよくページを扱うので、もはやボロボロです。
購入の際には「通常盤」よりも、丈夫な「ボードブック版」がオススメです。
[amazon asin=”4799323806″ kw=”もいもい”]
1歳のザ・ベスト「あいうえおの本」
こちらの絵本の初版は1976年。
絵柄は全般的に時代を感じますが、それでいて変わらない魅力があります。
それは「ページをめくりたい!」という子どもの願望を叶えてくれること。
この本の形式は、「ひらがな」と「絵」が見開きになっています。
ひらがなは50音なので、50 x 2ページと大ボリュームです。
だから、いくらめくっても次のページがあるワケです。
もちろん、ひらがなを学ぶのにも使えますから、長い期間利用できる一冊と言えますね。
[amazon asin=”4834004619″ kw=”あいうえおの本”]
2歳のザ・ベスト「のりもの はっけんずかん」
この絵本の魅力は様々な「めくるしかけ」。
紹介されている乗り物は「しかけ」をめくることで、その仕組みをみることができます。
子ども向けの本ですが、正直私も勉強になるくらい。
「ハイブリッドカー」など今時の乗り物も多数掲載されており、大人も子供も満足できる一冊です。
[amazon asin=”4052043308″ kw=”のりもの はっけんずかん”]
まとめ:対象年齢よりも内容が重要
ということで、0~2歳の子どもに読んでみた絵本の「ザ・ベスト」を決めてみました。
対象年齢より下でも大丈夫なもの、対象年齢でも興味を引かないもの、それぞれあります。対象年齢に拘りすぎず、内容をみながらチョイスしてあげるのが、一番大変ではあるものの、近道かとも思いました。
また、何かと破れるのが子ども用の絵本です。修理には「メンディングテープ」を使うと、テープを貼った後が目立たずオススメです。
[amazon asin=”B000TZG6P4″ kw=”3M スコッチ テープ メンディングテープ “]
この記事が皆さんの絵本選びの参考になれば幸いです。
その他、試した絵本は星の数で評価しました
★★★ がたんごとん
こちらの絵本の初版は1987年。しかし、スマートフォンのUIに「フラットデザイン」が浸透しました。そこから改めて見ると、古臭さを一切感じさせない絵柄が、非常にグッドだと思います。
ただ、続編の「がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん」が登場したことで、我が家での出番はすっかり減りました。どちらか一冊を購入するなら「ざぶんざぶん」の方をオススメしたいです
[amazon asin=”4834002721″ kw=”がたん ごとん がたん ごとん”]
「ざぶんざぶん」は「がたんごとん がたんごとん」の続編ですが、こちらの本だけでも十分楽しめるお話です。「がたんごとん」の語感よりも「ざぶんざぶん」の語感の方が強いのか、息子はこちらの方が楽しそうでした。
電車の顔も、若干キリッとした感じに調整されています。
[amazon asin=”4834027139″ kw=”がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん”]
★★★ きんぎょが にげた
超有名な作家である五味太郎先生。先生ならではの色彩豊かな絵が、興味を引く一冊です。
本来は、指差しができるような、もう少し上の年齢(2歳くらい)向けの本です。しかし、絵柄が子どもの興味を引くからか、0歳でも十分楽しそうに読んでいます。長く楽しめそうという点でメリットがありますね。
[amazon asin=”4834008991″ kw=”きんぎょが にげた”]
★★★ ねずみくんのチョッキ
登場キャラが多い絵本です。読み聞かせの時に、声優さんばりにキャラチェンジしてあげると、結構喜んでくれる印象でした。
定番の「ねずみくん」シリーズということで、同じ内容のサイズ違いがいくつかリリースされています。私は「小さな絵本」バージョンを買ってみたんですが、こちらは持ち運び用で本当に小さいです。
普段使いならば、1,100円の通常サイズ(ハードカバー)がオススメです。
[amazon asin=”4591004651″ kw=”ねずみくんのチョッキ”]
★★★ いろいろバス
こちらも人気作家ユニットtupera tuperaの作品です。
こちらの絵本、同じ「黄色」いものであっても、いろいろな素材感の「さまざまな黄色」が使い分けられています。そのおかげで、非常に色彩豊かな印象がありますね。
絵本を1ページ1ページをじっくり見るようなお子さんに、向いているかもしれません。
[amazon asin=”4477026595″ kw=”いろいろバス”]
★★☆ へんしんマラソン
「リズムの良さ」が子どもには良かった一冊のようです。
マラソンレースの中で繰り広げられるリズミカルな「へんしん」。幼児絵本は「リズム」が結構重要だなあ、と思わせてくれる一冊でした。
[amazon asin=”4323033559″ kw=”へんしんマラソン”]
★★☆ どんどこ ももんちゃん
「ももんちゃん」シリーズの1作目です。
リズミカルな文と、背後にあるストーリーが、想像力を掻き立ててくれます。
名作シリーズで、かつその1作目。長く愛されているだけに、子どものうけは非常に良かったです。
[amazon asin=”4494001368″ kw=”どんどこ ももんちゃん”]
ただ2作目以降もウケるとは限らないところが、絵本選びの難しいところです。
「ごくらく〜」は、子どもにイメージしにくい「おんせん」がテーマ。ちょっとピンと来ていない感じでしたね。
[amazon asin=”4494001414″ kw=”ごくらくももんちゃん”]
「えーんえーん」は、子ども的にはフックしないリズム感だったようです。
[amazon asin=”4494001422″ kw=”ももんちゃん えーんえーん”]
シリーズを見るたびに、元祖「どんどこ」の完成度を感じます。ももんちゃんシリーズなら、「どんどこももんちゃん」がオススメです。
★★☆ パンダおやこたいそう
ウチの子どもは、無類のパンダ好き。パンダが登場するだけで大ウケです。
親子で出来る体操も紹介されています。単純なおはなし絵本としてだけでなく、体操の教本としても使える便利な一冊です。
[amazon asin=”4061991418″ kw=”パンダ おやこたいそう”]
★★☆ パンダのあかちゃん おっとっと
こちらの絵本、パンダは登場するものの、ストーリーに関しては、う〜ん、という感じがします。
ただ、子どもにとってやはり大事なのは「言葉のリズム」なようです。「おっとっと」というのが、なかなかフックするワードのようですね。
ただこちらの絵本、月齢が上がると、ちょっとウケが悪いかもですね。
[amazon asin=”4041068088″ kw=”パンダのあかちゃん おっとっと”]
★★☆ なーらんだ
非常に単純明快な絵本です。いろいろなものが並びます。
食べ物やおもちゃや、いろいろなものを並べるクセがあるウチの子ども。なかなか興味深い一冊のようです。
月齢がもうちょっと低いと、目にも止まらなかった一冊かもしれないです。子どもの様子を見ながら、読んであげると良い一冊かと思いました。
[amazon asin=”4772101829″ kw=”なーらんだ”]
★☆☆ ぞうはどこへもいかない
「きんぎょがにげた」が我が家的にはスマッシュヒットした五味太郎先生。
しかし、こちらの絵本は1歳児にはちょっと内容が難しかった印象です(実際対象年齢はかなり上です)。
シンプルそうに見えて、非常に奥深いストーリーは大人なら楽しめる一冊かと思います。
[amazon asin=”4033321802″ kw=”ぞうはどこへもいかない”]
★☆☆ ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ
幼児向け絵本の定番として挙げられる一冊ですが、ウチの子どもへはヒットせず。
どうやら、若干リズム感に欠けるストーリーがお気に召さなかったようです。
外国の作品ということもあって、外国語を日本語へ翻訳すると、独特のリズム感が消えてしまうのかな、という印象もありますね。
[amazon asin=”4892740365″ kw=”ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ”]
★☆☆ しろくまちゃんのほっとけーき
こちらも幼児向け絵本の定番ですが、ウチの子どもにはヒットせず。
どうやら料理の過程というのは、一歳ではまだ理解できなかったようです。
もう少し大きくなったときに、料理のお手伝いなどができるようになったら、読んであげたい一冊です。
[amazon asin=”4772100318″ kw=”しろくまちゃんのほっとけーき”]